流れ始めたオープニングVTRに、はっと息を飲む会場。徐々に歓声が大きくなっていく。一曲目は、コンサートタイトルにも使用されている「U R MAN」。「Double S 301」の代表曲に早くも会場のボルテージは最高潮。ファンのかけ声も7年の時を感じさせない。続く、2曲目は「DIRTY LOVE」。ヒョンジュンの声にファンも応える。
「ついに、東京に来ました!」とうれしそうなキュジョン。息を切らしながらも3人揃ってあいさつ。「3人では、7年振りだよ。コンサートは初めて!」会場につめかけたファンの多さにビックリしたと語るヒョンジュン。「『SS501』のプリンスだけど、(今日は)『Double S 301』でしょ?(笑)『Double S 301』のリーダー、ヨンセンです!」とお茶目に自己紹介するのは、ヨンセン。続いて、「『SS501』と『Double S 301』のキラキラ光る中心、キュジョンです!」とキュジョンがあいさつ。ヒョンジュンの「会いたかったですか?」の問いかけにファンも大歓声で応える。「韓国では、31歳と30歳になった。三十路!(笑)」と笑うメンバーにおもわずファンも笑顔に。
「SAXOPHONE」では、大人になった彼らの魅力たっぷりにセクシーなパフォーマンスを披露。続く、4曲目は「SS501」の「Love Like This」。3人揃っての「SS501」曲にイントロの時点で、客席から悲鳴にも似た歓声が上がった。
ヨンセンが解けた靴紐を結び直す中、「“Love Like This”は懐かしいですね」と笑うキュジョン。激しいダンスに思わず、疲れて座り込んでしまう彼の姿に会場から笑いが起こった。
ソロパートのラストを飾るのは、リーダー ・ヨンセン。「盛り上がれ!」の声に会場が揺れる中、「Let It Go」を披露。「Maria」では、あまりの迫力に圧倒される客席。今までの活動を振り返るVTRが流れ、再び3人が揃って姿を現す。
「Fraction」、「Let me know」と立て続けにパフォーマンス。余裕すら感じられる大人の魅力たっぷりな彼らにファンもうっとり。日本での新曲披露で、「緊張した」と語るのはヨンセン。「次の曲も新曲でしょ?盛り上ろうじゃない!」と「Never Ending Dream」。「忙しくてごめんね」では、「一緒に拍手してください!」とヒョンジュンがファンに呼びかけ、「PAIN」では、それまでとガラッと雰囲気が変わり、カリスマ性を魅せつけた。
キュジョン「皆さん、今日は来てくれて本当にありがとうございました。(チケットが)ソールドアウトと聞いて、本当にビックリしました。一生懸命このライブを準備しました。(僕たちにとって)海外である日本で活動することが、最初は本当に心配だったんですけど、日本での活動を振り返ってみるとメンバーも一緒にいて、ファンの皆さんも一緒にいてくれて、僕たちを守ってくれたからここまで来られたと思っています。皆さん、本当にありがとうございます。これからもSS501とDouble S 301とメンバー全員の活動を応援してください」