韓国映画界の巨匠パク・チャヌク監督(52)が映画「お嬢さん(アガシ)」を“美しいスリラー”と表現した。(提供:OSEN)
韓国映画界の巨匠パク・チャヌク監督(52)が映画「お嬢さん(アガシ)」を“美しいスリラー”と表現した。(提供:OSEN)
韓国映画界の巨匠パク・チャヌク監督(52)が映画「お嬢さん(アガシ)」を“美しいスリラー”と表現した。韓国映画「お嬢さん」はパク・チャヌク監督の10作品目の長編映画となり、より特別な意味を込めた。

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 27日午前に放送されたYTN「ニュースタワー」にパク・チャヌク監督が出演した。

 この日、パク・チャヌク監督は自身が手掛けた映画に対する誤解を説明した。「私は常に変化なく、産業映画を作って来た」とし、「カンヌで受賞できないことよりも、韓国の観客から愛されないことの方が残念に思うだろう」と「お嬢さん」への自信を示した。

 パク・チャヌク監督は面白さを加えるために、日本統治時代を背景に選択したことを明らかにした。「小説を見ると、近代的な要素である精神病院と身分制などが出てくる」とし、「そのような要素が多様に登場する時代は我が国では日本統治時代しかなかった。劇をさらに面白くさせたくて、小説の背景と似た環境を作りたかった」と説明した。

 パク・チャヌク監督はこれまで、女優カン・ヘジョン(34、オールド・ボーイ)、イ・ヨンエ(45、親切なクムジャさん)、キム・ミニ(34、お嬢さん)、キム・テリ(25、お嬢さん)を通して多様なキャラクターを作り出した。パク・チャヌク監督は「私の頭の中に根強い女尊男卑思想があるからなのか分からないが、女性キャラクターが好きだ」とし、「自分の欲望と目標と意志を持つ女性キャラクターを見たくて、このような映画を作った」と述べた。

 「お嬢さん」の主演女優キム・ミニとキム・テリに関しても称賛を惜しまなかった。パク・チャヌク監督は「キム・テリは堂々としているのを超えて、威厳が感じられる女優だ。俳優という枠にはまらず、芸術家として永く道を歩いていくだろう」と話した。キム・ミニについても「何よりも俳優としての成長が驚くべきものであった。この映画のお嬢さんによく合う猫のような面を持っていたため、キャスティングした」と明かした。

 最後にパク・チャヌク監督は10作品目の長編映画となる「お嬢さん」に向けて、愛情を示した。「『お嬢さん』は美しいスリラーだ」とし、「合わない単語のようだが、そう説明できる。久しぶりに韓国映画を制作し、現場がとても楽しく幸せだった。クリスタルを細工するように作った映画だ。青少年観覧不可であるため、1000万の半分である500万人動員を目指したい」とインタビューを締めくくった。


映画「お嬢さん」予告編
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