慰安婦支援財団の設立準備委員会 今週初め設置【ソウル聯合ニュース】旧日本軍の慰安婦問題をめぐる昨年末の韓日合意に基づき、被害者支援財団を設立するための準備委員会が今週初めに設置されることが分かった。来月中の財団発足に向け、本格的な活動が始まる。 韓日両国は被害者の名誉と尊厳を回復し心の傷を癒すため、韓国政府が支援財団を設立し、日本側が10億円を拠出することに合意している。 韓国政府は財団設立に向け、外交部と女性家族部、民間人が参加するタスクフォース(特別チーム)を立ち上げ、準備を進めてきた。関係者は29日、「31日ごろ財団設立準備委員会が発足すると認識している」と明らかにした。 設立準備委は定款の策定をはじめ、財団の活動の方向性、日本から10億円の拠出を受ける問題などに取り組む予定だ。 設立準備委は委員長と10人前後の委員からなる。委員長は女性が務め、財団発足後は理事長を担う可能性が高い。候補に誠信女子大名誉教授の金兌玄(キム・テヒョン)氏(66)や元韓国女性団体協議会会長の李ヨン淑(イ・ヨンスク)氏(80)の名前が挙がる。また、委員は財団の理事を務めることになるようだ。政府からは外交部と女性家族部の関係者が参加するとされる。mgk1202@yna.co.kr
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