彼らのそばで見守っていた軍の同僚や軍関係者たちを通じて、2人の“誇り高い軍生活”を公開する。
チャン・ヒョク の最新ニュースまとめ
<b>ソン・スンホン “硫黄鴨”がパワーの源</b>
ソン・スンホンは、入隊後しばらくは軍生活に適応できず苦労したというが、2等兵時代に開かれた<部隊対抗スケート大会>で抜群の実力を見せたことをきっかけに、その苦難を乗り越えたと明かされた。
陸軍勝利部隊のある関係者によると、ソン・スンホンは訓練兵時代、一緒に訓練をしてきた芸能人仲間チャン・ヒョクとは異なり、最初から環境に順応できず苦労していた。これにより、日頃から憂鬱な表情で過ごす日々が多かったとか。そんなことから、内務班でも口数が少なく、周囲の仲間たちも近づきにくかったという。
こうした状況は、江原道華川の部隊に配置された2004年12月以降まで続いた。当時ソン・スンホンの近くで様子を見守っていた軍関係者は「ソン・スンホンは部隊への順応も大変だったようだ。しかし、2か月くらい後に、軍生活に順応することになる決定的な突破口があった」と伝えた。
部隊転入初期、部隊対抗のスケート大会が開かれ、この時2等兵だったソン・スンホンが、スケートの実力を認められ、部隊代表として大会に出場することになった。このことがソン・スンホンと仲間たちを一緒に過ごさせる、決定的な動機になった。この頃から彼が少しずつ軍生活に馴染んでいき、現在の堂々たる“大韓民国男児”として成功させた決定的なきっかけとなった。
これと共に、他のエピソードも話題になった。
勝利部隊員たちの面会場所である、勝利会館の基幹兵たちは「ソン・スンホンは外泊の際には硫黄鴨の肉を好んで食べていた。マネージャーや所属事務所関係者と一緒に来ると、たくさんのメニューの中から必ず硫黄鴨を選んでいた」と、当時を振りかえる。
ある基幹兵は「ソン・スンホンは社会的には有名スターだったが、軍隊では我々と同じ大韓民国の軍人だった」「ある時、ソン・スンホンに似ている兵士が防寒服にジャージ姿で現われ、その兵士に向かってソン・スンホンなのかと聞いたら、“そうだ”と答え、皆が驚いた」と伝えた。
一方、ソン・スンホンは軍生活中、障害児童や及びお年寄りの養護施設である“愛の家”を定期的に訪問し、人知れずボランティアをしてきた事実も、軍関係者によって明かされた。
<b>チャン・ヒョク “軍隊のヨン様”として人気者に</b>
江原道鉄原の勝利部隊最前方地域で軍生活を終えたチャン・ヒョクが、“真面目な軍生活”で好評価を得て、静かな感動を与えている。
チャン・ヒョクは「スターたちは軍生活で便宜を図ってもらえる」という一部の誤解と異なり、少しの“例外意識”もなく、何事にも熱心に取り組んだと伝えられている。チャン・ヒョクが勤めた勝利部隊のある関係者は15日、「チャン・ヒョクは普段、ガスを使用したりする遊撃訓練に積極的に臨んでいたし、等級が上がってもガス管を移動するなどのGOP(※)関連作業に全て参加した」「率先して見本を見せ、“兵士 小隊長”というニックネームで呼ばれたりした」と打ち明けた。
チャン・ヒョクの先任兵として過ごしたA氏(23)も、「チャン・ヒョクは内務班でとても愛(?)されていた」と伝えた。A氏は「チャン・ヒョクが自分より若い先任兵たちにも、よく接してくれて称賛されていた」「(チャン・ヒョクの)本名がチョン・ヨンジュンなので、“軍隊のヨン様”と呼ばれていた」と明かした。また「テレビに本人が出演した映画が出ると、とても恥ずかしがっていたが、ほぼキャスティングが決まっていたのに出演がなくなってしまった映画『王の男』の話が出ると、悲しそうな表情を見せた」と、チャン・ヒョクの軍生活を公開。A氏は「チャン・ヒョクがスポーツに励む姿が印象的だった」「周囲の人たちに服のコーディネートを教えるなど、何の問題もなく過ごした」と付け加えた。
一方、チャン・ヒョクは15日、記者との対話で「仲間や先輩後輩の戦友たちと過ごす間、たくさん会話をして、夜を明かす警戒勤務を通じて、さらに成長したと思う」と伝えた。また「新しくスタートするため気分を変えようと、髪を短く切って来た」「1坪くらいの空間にマットを敷いて過ごす間、自分の空間について、改めて大切だと感じた。早く家に帰りたい」と話し、明るい表情を見せた。
チャン・ヒョクは、去る2004年11月16日、江原道春川102補充隊に入隊し、勝利部隊の一員として24か月勤務していた。
※GOP(GENERAL OUT POST) : 一般前哨。通常、部隊が停止しているときや野営地・先頭陣地にいるとき、主力部隊が敵の奇襲を受けないよう、主力部隊からかなり離れた所に配置される小規模部隊。
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