議員団の団長を務める羅卿ウォン前国会外交統一委員長(資料写真)=(聯合ニュース)
議員団の団長を務める羅卿ウォン前国会外交統一委員長(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国与野党の国会議員9人が光復節(日本植民地からの解放記念日)にあたる15日に、韓日両国が領有権を主張する独島を訪問する。日本政府は韓国側に抗議したが、予定通りに訪問する見通しだ。 訪問する議員団の団長を務める与党セヌリ党の羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)前国会外交統一委員長は聯合ニュースの取材に対し、「わが領土を訪問するのに日本のこうした抗議にあきれる。予定通り独島を訪れ、団長としての役割を全うする」と述べた。 今回の訪問を主導しているセヌリ党の成一鍾(ソン・イルジョン)議員も「独島警備隊の関連施設点検など純粋な議員活動の一環で、独島訪問を予定通り推進する」と話した。 最大野党「共に民主党」の金鍾民(キム・ジョンミン)議員も「韓国領土の独島に韓国国会議員が訪問することについて、行くなというのは無礼。(日本は)光復節に反省する姿勢を示すべきで、侵略行為を美化する態度を示してはならない」と強調した。 議員団はセヌリ党の6議員、共に民主党の2議員、「国民の党」の1議員で構成されている。 今回の独島訪問計画を受け、日本外務省の金杉憲治アジア大洋州局長は13日に東京の韓国大使館に、訪問計画の中止を求めた。韓国大使館側は「独島は韓国の固有の領土」と一蹴した。
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