親日反民族行為真相糾明委員会は6日、「親日反民族行為者」106人を確定し、名簿とともに決定理由を盛り込んだ報告書を青瓦台(大統領府)と国会に提出した。

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 同委員会が発表した名簿には、権重顕(クォン・ジュンヒョン)、朴斉純(パク・チェスン)、李根沢(イ・グンテク)、李完用(イ・ワンヨン)の「乙巳五賊」とされる人物のうち4人が含まれた。乙巳五賊とは乙巳条約(第2次日韓協約)締結に加担した人物5人を指す。また、中枢院賛議を務めた呉悌泳(オ・ジェヨン)、義兵弾圧警察の崔鎮泰(チェ・ジンテ)、東洋拓殖会社設立委員の白完ヒョク(ペク・ワンヒョク)、一進会会長の李容九(イ・ヨング)、朝鮮総督府直属経学院司成の李人稙(イ・インジク)、朝鮮総督府機関紙の毎日申報発行人の鮮于日(ソンウ・イル)らが含まれた。

 決定に対し異議申し立てが進められていたり、審議・議決過程にあるものは報告書に含まれず、これらは来年の調査報告書に掲載される予定だ。

 親日反民族行為者はこれまで、民間レベルで調査発表されたケースがあるが、政府レベルで確定発表したのは今回が初めてとなる。


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