キム・キュジョン(SS501)
キム・キュジョン(SS501)
「SS501」メンバーで、最近はグループ内ユニット「Double S 301」としても活躍中のキム・キュジョン(SS501)が、11月30日(水)東京・新宿文化センターにて「キム・キュジョン FANMEETING IN TOKYO ~キセキ~」 を開催した。

キム・キュジョン(SS501) の最新ニュースまとめ

 キュジョンは、2005年にアイドルグループSS501のメンバーとして韓国でデビュー。SS501のメンバーとともに結成したDouble S 301の活動も活発に行っている。また、音楽活動のみならず、ドラマ、バラエティ、ミュージカル等、様々な分野にて活躍中である。日本でもグループとしての活動はもちろん、ソロとしてシングルをリリースし、ソロアーティスト活動を果たした。

 ファン待望のソロイベントである同公演は、1部「出会えた奇跡」、2部「共に歩んできた軌跡」というサブタイトルで、今までを振り返りながらのトークやファンと楽しめるゲーム、そしてソロライブと多彩なキュジョンの魅力を披露し、大盛況を記した。昼公演開始前、グッズ購入者には、公演終了後のMeet&Greetに当たる機会があることもあり、本日の記念の品をgetしようと、グッズ売り場はファンであふれていた。

 会場が暗転するとブルーの照明に照らされたステージにダンサーを従えたキュジョンが登場!1曲目「Yesterday」でファンミーティングはスタートした。

緑のペンライトを振り、歓声をあげるファンに迎えられ、「Get Ya‘Luv」を歌い上げたキュジョンは、「皆さん、『SS501』と『Double S 301』のキラキラ光るキュジョンです」とあいさつ。「一人では、久しぶりですよね。今日は、ソロで来ました」と日本活動の長い彼は、日本語のイントネーションも自然だ。

 ファンが話しかけると、優しく「うん?」と耳を傾ける。その優しい仕草に、オープニングから多くのファンをキュンとさせた。

 「今日はゲームもありますので、最後まで楽しんでください。では次の曲を聴いて下さい」と「ホシゾラ」へ。曲の途中で、ファンにマイクを向けたキュジョンは、会場と一緒に歌を楽しんだ。次の日本語カバー曲で隣に寄り添うような優しい歌声を聴かせ、ファンのハートをとろけさせた。

 ここで、司会のみんしるが登場し、最初のトークコーナーへ。
「日本語のカバー曲をファンの皆さんにちゃんと歌いたいと思ったら、久しぶりに緊張した」と、震える手を見せるキュジョン。

 「前回は、通訳がいたのに、今回は、日本語がすごく上達していて驚きました」とみんしるが言うように、キュジョンは、通訳なしで、流暢な日本語トークで進行。
その姿に「キュジョン最高!」という声がかかると「ありがとうございます!」と応え、「モシッソ」(=かっこいい)には、「へへっ」と照れる姿がかわいらしい。歌のステージ以外会場は、終始ほんわかした空気に包まれていた。

 最近は、「Double S 301」としての韓国と日本のアルバム準備や、PV撮影をしていたというキュジョンは「12月の日本コンサートもがんばって準備しています」と明かすとファンから大きな拍手を受けた。

 続いて「2016キュジョン‘s DIARY仕事編」と題し、写真を見ながら、トークを進めていくことに。
ケープをかけたキュジョンの化粧室での写真に「僕、あまり濃いメイクはしない。目の周りはあんまりしない」の言葉に会場が反応すると「リハーサルもこのままでしたよ」とみんしるがファローすると、キュジョンの「リハーサルもメイクしてました」に会場は爆笑。そして「うちの母は僕がメイクアップするほうが好きらしい」と更に笑いを提供した。

 また、ガラスビンを顔の前において撮った写真については「ビンを使って写真を撮ると、顔が小さくなっておもしろいから。僕の顔大きいから…(笑)ヨンセンと末っ子(キム・ヒョンジュン)が小さい」と告白すると、またまた会場に笑いが起こった。

 末っ子(キム・ヒョンジュン)と一緒に写る写真では「PV撮影で暑かった。僕は汗マン!」とお茶目に言い「汗をかかない方法、ないですかね?」と会場のファンに問いかけるが、解決策はなく「ヨンセン兄さんは汗をかかないので、僕と半々ならちょうど良いのに。でも、良い時もあって、ちょっと練習しても汗をかくから、社長が見に来ても、僕が一番がんばってるように見える」と満足気なキュジョン。

 スーツケースの横に疲れた表情で座っている写真がスクリーンに映ると「なんでこんなに不細工なの?」と袖にいるスタッフに話しかけ、本人は大笑い。
さらに「スーツケースに貼ってあるシールが、ビッシリになるまで、一生懸命仕事しようと思います」と決意表明。「このスーツケースはドン・キホーテで買いました」と最後は、庶民的な話題でファンをほっこりさせた。

 次のコーナーは「キュジョン先生!お悩み相談公開診察室」。事前に募集していたファンのお悩みをキュジョンが答えていくコーナー。ファンが「キュジョン先生~!」と叫ぶと、白衣に着替えてきたキュジョンが再登場。聴診器も駆使しドクターらしさを演出したキュジョンにファンから「かっこいいーー!! 」の声が飛んだ。
「いつもは、ヨンセン兄さんが僕の悩みを聞いてくれます。今日は、ヨンセン兄さんのスキルを覚えてきたので、それを使って悩みに答えて行こうと思います」とやる気満々。

 お悩み相談の用紙が入ったボックスから3つの悩みを選ぶと、お悩み相談の患者3人がステージに上がり、診察がスタート。
一つ目の悩みは「ハムスターを飼うのだが、名前が決まらない」というもの。キュジョン先生は、ファンの手首に聴診器をあてて診察。「名前つけるの難しいですね~」と悩み、一回聞いて覚えられるのが良いとし「男の子は、ドキ。女の子は、ドキドキ」に命名決定。診察終了後「ハムスターのおやつ」と明太子おにぎりを手渡すキュジョンに、会場は笑いに包まれた。

 写真写りが悪いと言う二人目の患者には「僕も緊張すると目の回りが痙攣するので、家で練習している」と練習方法をレクチャー。目が三日月形になる笑顔のキュジョンにファンは「しわができちゃう」と抗議すると「そのしわは、自然にできたものだから、美しいです」との答えに会場から賞賛の拍手が送られた。最後はお互いに目尻のあたりに聴診器をあて、しわの具合を見るユーモアたっぷりな様子もみせた。
3人の診察が終わると「診察費は?」とジョークを飛ばし、かっこいい白衣姿をファンに惜しまれながらも、白衣を脱ぎ、コーナーを締めくくった。

 次のコーナーは「キュジョンのこと、どこまで知ってますか?○×ゲーム」。
Q1.牛丼は、松屋が一番だ!
ファンの答えは×。ファンは松屋が好きだと思って×にしたが、キュジョンは「最近は、吉野家だよ(笑)」
Q2.カレーのCoCo壱番屋は、好きじゃない!
回答は ○。「家で作るカレーの方が好き。ゴールデンカレーとかね」
Q3.日本の美味しい生ビールは最高だ。
回答は×。「夏は、生ビールが良かったけど、冬は瓶ビールを小さいコップで!」
食の好みは変わるらしく、3問足らずで不正解者が続出し、ファンを困惑させ、早くも4人に絞られた。4人の中から、じゃんけんで勝った3人にツーショットチェキや私物である靴の形をした携帯充電器などが贈られた。

 楽しいゲームが終わったあとは、キュジョンからお礼がしたいとのことで、ファンのスマホやデジカメでキュジョンを撮影できるフォトタイムが行われた。

 最後は「『大切な人』聴いてください」とのキュジョンの曲紹介でファンミーティングの終盤、ライブへ。愛する人に向けた切なくも温かい心を歌詞に込めたバラードに、会場はうっとり聴き入った。

 2曲歌い、キュジョンが退場したステージでは、スケートボードで遊ぶ様子や、写真撮影でのお茶目な姿が映る動画を挟み、Gジャンなどのラフな衣装に着替えたキュジョンが再登場し、セクシーな歌声とダンスでファンを魅了。「Kokoro」から始まったノリノリの曲を集めたメドレーは「Distance~君とのキョリ」「RUCKY DAYS」と続き、会場はさらにヒートアップ。

 「お疲れさまでした」と息を整え、「時間は本当に早いですよね。2016年ももうすぐ終わる。韓国で31才になります。デビューしたのが20才だから~。今日も早いですね。今日皆さん来てくれてありがとうございます」と感謝の言葉を述べ、「301のアルバムが12月21日に発売されます。楽しみに待ってください」とファンへの期待を高め、「冬ですけど『Summer Love』です。へへ」と照れ笑いして本篇最後の曲へ。ステージのキュジョンとファンが一体となり、エンディングに向け、一層盛り上がりを見せた。

 アンコールが響く中、ステージに戻ったキュジョンは「Wuss Up」で、上昇した会場の気温を更にUPさせた。
最後は、客席に降りて歌い踊り、サインボールを投げるとファンはジャンプし黄色い歓声をあげ、テンションMAXでファンミーティングの幕を閉じた。

 終演後には来場者全員とのハイタッチ会で、ファンと交流を深めた。

 「出会えた奇跡、一緒歩んできた軌跡に感謝して、これからも一緒に歩いていく軌跡と 奇跡に期待して、日本のファンの皆さんと楽しい時間を過ごしたい」というキュジョンの想いがいっぱい詰まったファンミーティングとなった。


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