“崔順実国政介入”関連の証言相次ぐ「大統領府の指示を無視した結果、税務調査を受けた」=韓国
“崔順実国政介入”関連の証言相次ぐ「大統領府の指示を無視した結果、税務調査を受けた」=韓国
“崔順実(チェ・スンシル)国政介入”に関連し、大統領府の指示で税務調査を受けたとする証言が相次いでいる。こうした疑惑を提起した人物は海外専門コンサルティング会社・デウォンアドバイザリーの海外事業部門代表を担うイ・ヒョンジュ氏だ。

キム・ヨンジェ の最新ニュースまとめ

 イ代表は14日、韓国国会でおこなわれた“崔順実(チェ・スンシル)国政介入”国政調査特別委員会の3次聴聞会に証人として出席し、「2014年、チョ・ウォンドン当時大統領府経済首席の要請を受けて、キム・ヨンジェ整形外科院長夫人が運営するYJコップスメディカルの中東進出をコンサルティングした後、不当な税務調査に遭った」と主張した。

 キム院長は崔母娘の常連整形外科院長であり、朴槿恵(パク・クネ)大統領の謎の診療を担当した疑惑を受ける人物だ。そのキム院長の家族の会社が中東に進出できるようコンサルティングしてほしいという大統領府の指示を無視した後、不当な税務調査が続いたというのがイ代表の主張だ。

 イ代表は「当時、YJコップスメディカルがなぜ、海外進出条件に合わないと判断したのか」というセヌリ党チョン・ユンソプ議員の質問に「2014年2月26日に大統領府から連絡を受け、翌日の27日にキム院長側と1時間のミーティングをおこなった」とし、「技術力に優れると言いながら、海外関連の英文資料があるのか、また、英語で広報可能な職員がいるのかを尋ねた。すると、ないと話したため、海外進出は不可能と判断し、これをチョ・ウォンドン前首席に報告した」と答えた。

 彼は続けて、「それ以降、昨年4月から私たちの家族3代にかけて税務調査が入った」とし、「税務調査の1か月前には、アン・ジョンボム前大統領府首席が私とチョ・ウォンドン前首席に対して、VIPの中東事業を亡ぼす悪人だとして謀略するという話も聞いた」と強調した。

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