憲法裁で3日に行われた第1回弁論=(聯合ニュース)
憲法裁で3日に行われた第1回弁論=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の運命を決める弾劾審判の2回目の弁論と初の証人尋問が5日、憲法裁判所で開かれる。第1回弁論は朴大統領が出席せず、約9分で終わっており、今回が事実上の本番になる見通しだ。 弁論は同日午前10時、証人尋問は午後2時に行われる。今回の証人には朴大統領の最側近で青瓦台(大統領府)秘書官だったアン・ボングン氏やイ・ジェマン氏、朴大統領の親友、崔順実(チェ・スンシル)被告の秘書役だったとされるユン・ジョンチュ行政官とイ・ヨンソン行政官が呼ばれている。 憲法裁は朴大統領の権力乱用疑惑や崔被告の国政介入疑惑、2014年旅客船「セウォル号」沈没事故当日の朴大統領の「空白の7時間」など、主な争点について聞くとみられる。 ただ、アン氏とイ氏は所在が分からず、証人出席要求書を渡せなかったため、2人が出廷するかどうかは不透明だ。 証人召喚は出席要求書が渡されてから法的効果が発生するため、尋問に出席しなくても刑事訴訟法上、拘引などの強制手段は使えない。 朴大統領の代理人は2回目の弁論にも朴大統領は欠席するとの方針を示しており、朴大統領が出席せず行われる可能性が高い。
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