特検、“不正診療”捜査に拍車…ソ・チャンソク前主治医を召喚

パク・ヨンス特別検察官チームが6日、ソ・チャンソクソウル大病院長（56、前大統領主治医）を召喚調査し、“不正診療”疑惑の捜査に拍車をかけている。

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　特検の関係者はこの日午前「ソ・チャンソク前大統領主治医を参考人として召喚調査中だ」と明らかにした。

　朴大統領の主治医だったソ院長はキム・ヨンジェ院長の不正診療をほう助・黙認した職務遺棄容疑をもたれている。これと関連し、経済正義実践市民連合の告発もあった。主治医を辞めた後、ソウル大病院長に就任後はキム院長夫妻に特恵を与えたという疑惑ももたれている。

　特検はこの日の調査で、不正診療疑惑を黙認ないし、ほう助したのかを捜査する一方で、これをもとにビョン院長任用に特恵を受けて、キム院長一家に特恵を与えたのかなどを調査するものと見られる。

　特検関係者は「不正診療とキム・ヨンジェ夫妻の賄賂疑惑などをすべて調べる」と伝えた。

　特検はこれまで蓄積した「不正診療」関連の調査資料をこの日、ソ院長の調査結果を追加して、近いうちにキム院長に対する逮捕状請求などを決定する見通しだ。