<ACL>ベテランらしからぬFCソウルの守備”大崩壊”… 傷ついたKリーグチャンピオンのプライド(画像提供:wowkorea.jp)
<ACL>ベテランらしからぬFCソウルの守備”大崩壊”… 傷ついたKリーグチャンピオンのプライド(画像提供:wowkorea.jp)
守備不安を露呈したKリーグディフェンディングチャンピオン=FCソウルが、5ゴールを相手に与えながら守備が大崩壊した。

 FCソウルは去る2月28日、埼玉スタジアム2002で開かれた浦和レッズとの2017 アジアサッカー連盟(AFC)チャンピオンズリーグ組別予選F組・第2戦で2-5の大敗を喫した。

 去る2月21日、ホームであるソウルワールドカップ競技場で上海上港(中国)を相手に0-1で黒星となったソウルは2敗で、ベスト16進出に暗雲が立ち込めている。昨シーズン、Kリーグトップの座を勝ち取ったソウルとしては、面目丸潰れの状況だ。

 ソウルは、浦和戦に平均33歳のベテラン守備陣で臨んだ。主将クァク・テヒは韓国の年齢で37歳の最年長、最も若いDFでも30歳とDF全員を30代で構成。しかし、浦和と激突したソウルの守備陣からは、ベテランたちの経験と年輪を見ることはできなかった。

 さらに、DFの守備不安に流されるように、GKユヒョンまで不安定な動きで、3失点の直後には表情から挫折と失望がはっきりと出るほどだった。

 ソウルがベスト16に進出するためには、残る試合で全勝し、かつ現在2勝を記録中の上海と浦和のうち1チームが、”滑る”のを待たなければならない。とはいえ、浦和戦と同様の守備力であれば、残る試合で善戦を期待するのは難しい。今後ソウルは、敵地=上海でのアウェイ戦など、厳しい日程を控えている。

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