＜WBC＞韓国キム・インシク監督「オ・スンファンに申し訳ない。感謝している」

キム・インシク韓国代表監督が大会を終えた心境と共にオ・スンファン（呉昇桓）に申し訳なさと感謝を伝えた。

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　韓国は9日、高尺スカイドームで開かれた2017第4ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）台湾とのA組最終戦で延長の末14-8と勝利した。呉昇桓がサヨナラ負けの危機で登板し、2イニング無失点で勝利投手となった。

　試合後、キム監督は「実は呉昇桓を9回裏の最初から出そうとしたが、1打者でもイ・ヒョンスンが相手をした後、交代する考えだった」とし「だが点数を与えた場合、試合が終わる状況で、結局、呉昇桓が出場した」と述べた。

　キム監督は「呉昇桓が結局2イニングを投げることになり、申し訳なく思う」とし「投球数20～25球程度を考えていたが、26球を投げた。とにかく呉昇桓に申し訳なかったが、勝利に導いてくれて感謝している」と再び感謝の意を表した。

　オランダ、イスラエルに連敗し脱落が確定した後、キム監督は取材陣の前で今回を最後に代表チーム監督の席から退くとの意思を暗示していた。

　キム監督は「一番最初に代表チームを引き受けたのが2002年（アジア大会）なので、もう15年になった」とし「この間、大会のたびに監督問題で色々言われた。能力ある若い監督たちがいるが、どうしてもプレッシャーを感じるようだ。今後毎年大会があるため、野球界で若い監督らを支援しなければならない」と述べた。