「UNIT BLACK」
「UNIT BLACK」
Mnetで放送されたサバイバルオーディション番組「少年24」から誕生した27名のボーイズグループ「少年24」。4つのユニットで構成され、ソウル・明洞にある専用劇場BOYS24 Hallで定期的にライブを行う韓国初の公演型アイドルとして注目されている。

UNIT BLACK の最新ニュースまとめ

 日本でも昨年公式ファンクラブが発足、来日イベントを行った。そんな「少年24」の中からさらにファン投票によって選抜されたチームが「UNIT BLACK」だ。ドハ、インホ、ヨンドゥ、ジンソク、ヨンテ、ヒョンウク、ソンヒョン、ヨンヒョンの8人で構成され、ユニットとして初のCDリリースをした活動ユニットとなった。「UNIT BLACK」は5月21日に開催された世界最大級のK-Culture フェスティバル「KCON 2017 JAPAN」に参加、27日(土)には「UNIT BLACK」としては初の日本イベント「Steal Your Heart」を東京・豊洲PITで開催、多くのファンを魅了した

 真っ赤なスーツスタイルで8人がステージに登場すると、会場は大歓声に包まれ、ペンライトで真っ白に染まった。活動曲「Steal Your Heart」を男性美溢れるしなやかなダンスで披露すると、続く「BOOM」ではメンバーが左右に移動してファンをあおり、ファンもペンライトを縦に振りノリノリに。メンバーも一層熱の込もった力強いパフォーマンスで盛り上げた。

 ここでMCのAKIが登場しトークタイムへ。
リーダーのドハは「日本で公演をするのは2回目になりますが、本当に初めてのようにドキドキしています。血が沸き立っているような感じです」とうれしさを隠せなかった。グループの魅力を聞かれると、「ますはセクシーさだと思います」と答えるとファンも「フ~」と盛り上げた。そして「ユーモアもあります」と続けると、突然ジンソクが「いーよいーよ松本伊代」と日本のギャグを披露。これにはMCのAKIも「今このギャグやってこんなにウケる人はいないと思う」と話してさらに笑いを誘った。

 また最近日本語を頑張って勉強している人としてメンバーから名前が挙がったヨンテは、好きな言葉を「大好き」とし、日本語で甘い歌を歌いながら会場の中央まで歩き、最後に「大好き」とささやく姿で会場をメロメロにした。
演技がうまいメンバーとして名前が挙がったヒョンウクは、朝が苦手な女性に声をかけるという設定で、「早く起きて」というセリフを言うことに。するとソンヒョンがステージ中央に寝転んで女の子役を買って出ると、すかさずジンソクから「おじさん、ここで寝ちゃダメだよ!」とツッコミが入り、ソンヒョンはすごすごと自分の席に戻り、会場の笑いを誘った。ヒョンウクはセクシーなハスキーボイスで「早く起きて」とささやき、会場には黄色い歓声が響いた。

 日本で今後やりたい活動を聞かれると、ヨンテとヨンドゥが声を合わせて「東京ドームに行きましょう!」と叫び、ヨンドゥは「いつかは東京ドームを埋めて、たくさんの皆さんと公演ができるのではないかと思っています」と意気込むとファンからは応援の拍手が送られた。続いてヨンヒョンが活動曲「Steal Your Heart」のポイントダンスをファンにレクチャー。「押して、ひいて、最後はワカメダンスです」と手をひらひらとさせる特徴的な振り付けを教え、真似をして踊るファンを見て「かっこいい!」と笑顔を見せた。

 次に披露する曲についてインホは「気になりますか?当ててみてください。皆さん早くメイク直してください。会いに行くから」と期待を高めた。そうして始まった「LOVE OPERATOR」では、予告通りメンバーが客席に下りていき、ファンと笑顔でハイタッチをしながら曲を披露。最後は指でハートを作り、ラブリーなステージを完成させた。

 ブラックの衣装にチェンジし再びステージに登場した「UNIT BLACK」。1分間の撮影タイムの後は楽しいゲームコーナーの時間を持った。メンバーたちは2人1組のチームを作り、「息ピッタリ!二人羽織り対決」に挑戦。
二人羽織りで麺を食べ、負けたチームには罰ゲームがあるというもの。メンバーはジンソク&ヨンテ、インホ&ドハ、ヨンヒョン&ヨンドゥ、ソンヒョン&ヒョンウクというチームを作り、準備を始めた。特にインホは、後ろのドハの手の動きに合わせて絶妙な表情演技を見せて会場を笑わせ、早くも息ぴったりの様子を見せた。ゲームが始まると最初は苦戦していたメンバーたちだったが、徐々にコツをつかんでいき、最初から息の合っていたインホが一番早く食べ終えた。

 最も苦労していたジンソクは、途中で麺をふきだしてしまい会場を爆笑の渦に。結局全部食べることができず、ジンソク&ヨンテの罰ゲーム決定となった。罰ゲームはお尻で「愛してる」と書くこと。ジンソクは「じゃあヨンテが韓国語で書いて、僕は日本語にします!」と話し、ここでなぜか1位だったはずのインホまで参加することに。ヨンテは「サランヘヨ」、ジンソクは「愛してる」、インホは「I LOVE YOU」とお尻で書き、特にインホはセクシーなお尻の動きで会場を沸かせた。また、抽選で選ばれたファンとツーショットチェキを撮影するプレゼントも用意された。

 「CANDY SHOP」を歌い終わると、あっという間にエンディングの時間に。ドハは「『UNIT BLACK』では初めてのイベントでしたが、たくさんの方に来ていただき、一つになって楽しむ気持ちが感じられて感動しました」と笑顔を見せた。

 またライバルから仲間になったメンバーたちについて聞かれたジンソクは「昨日の敵は今日の敵と言いますけど。そういうことはあるけど僕たちは毎日毎日仲間だし、前にも言ったことがありますけど、サバイバルではなく家族だと思っています。これからも少年たちはそうだと思います」と語り、これには他のメンバーからも「かっこいい~!」という声が飛び交った。ラストの「24」ではヨンテのすがすがしい美声が際立ち、他のメンバーも満面の笑顔を見せてファンに「大好き!」「ありがとう!」と伝えてステージを後にした。

 白いTシャツで再びステージに登場した8人は「RISING STAR」の息の合ったダンスパフォーマンスを披露、改めてファンに感謝の気持ちを伝えた。ジンソクは「少年たちは皆さんがいてくれるから明日があるし、明るい未来があるし、夢を見ます。これからもホントに少年たちをよろしくお願いします!」と呼びかけ、そんな姿に会場からは大きな拍手が送られた。そして「少年の心を込めたTOMORROWです」と最後の曲を紹介。

 インホが日本語で歌い始め、スクリーンに日本語の歌詞が映し出されると歓声が沸き、これからの活動に対する思いを込めたような前向きな曲を熱唱した。メンバーたちは「またね!」「大好き!」と最後まで手を振り続けて感謝の言葉を伝え、イベントは大盛況で終了した。

 公演終了後はハイタッチ会でファンと交流した。昨年は「少年24」として、そしてことしは「UNIT BLACK」として日本活動を展開した彼ら。「少年24」が今後どのような活動を展開していくのか、ますます楽しみになった。




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