茶系飲料が清涼飲料市場のヒット商品として脚光を浴びており、今年はメーカー間の激しい競争が予想される。業界が11日に明らかにしたところによると、昨年の飲料市場規模は前年に比べ約1000億ウォン減の3兆4000億ウォンと把握されたが、健康ブームの影響で茶系飲料の売上は倍以上の成長を遂げ、2000億ウォンと集計された。これを受け、既に茶飲料を販売しているメーカーはマーケティングを強化しているほか、他メーカーも新製品で市場参入を目指すなどの動きをみせている。

Rain(ピ) の最新ニュースまとめ

 市場トップの人気商品を抱える南陽乳業は、今年も女優のチョン・ジヒョンさんを専属モデルに起用し、健康美容茶というコンセプトを強調するマーケティングを大々的に展開する計画だ。昨年末に続き今年も1~2種の新製品発売を予定しており、売上高を前年比50%増の1500億ウォンと見込んでいる。

 ロッテ七星飲料は、昨年下半期に新製品2種を発売、モデルには女優のコ・ソヨンさんを起用しターゲットを若い女性に絞ったマーケティングを行っている。また、歌手Rain(ピ)の専属モデル起用に向け契約を進めている状態だ。同社は今年、茶系飲料部門で600億ウォンの売上を達成する計画だ。

 ヘテ飲料も、茶系飲料市場参入に向け3月に新製品を発売する。生産工場に新たな設備を整え、新製品マーケティングに100億ウォンを投資する。熊津食品は、昨年発売した商品のデザインをリニューアルし製品競争力を高める方針だ。


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