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ファンからの拍手と声援に迎えられながら、赤と白のチアガール風ルックで登場したメンバーたちは少し緊張した面持ち。メンバー全員で呼吸を合わせながら、静かにジョージ・マイケルの「Faith」をアカペラで披露し、ショーケースをスタートさせた。メンバーたちの澄み切った声が重層し、原曲とは趣の異なるパフォーマンスにファンは耳を傾けていた。アカペラの披露が終ると、メンバーの自己紹介へ。「セクシーリーダーのスヨンです」、「ボーカル、ラップ、ダンスの3つを担当しているヘヨンです」、「愛嬌たっぷりのヨリンです。可愛がってくださいね~」、「とっても清純なチソです。私の魅力は背が低くて可愛いところです!」、「メインダンサーを務める末っ子のミソです」、「私はラヘルです。私のポジションは“可愛い”です(笑)どうぞ宜しくお願いしま~す」と愛嬌たっぷりに、しっかりとした日本語で各自があいさつした。
「プロデュース101」のタイトル曲である「Pick Me」をキレのあるダンスパフォーマンスで届け、ファンたちの心をとらえた後は、「私たちはとても甘酸っぱくて中毒性のある曲でデビューしました。ぜひ聴いてください」という曲紹介と共に、デビュー曲の「Strawberry」のパフォーマンスへ。メンバーたちが言うとおり、「berry berry strawberry~ strawberry~」というキャッチーで中毒性のある歌詞は、思わず口ずさんでしまう。ファンも体を揺らし、口ずさみながらステージを楽しんだ。
各自の個人技を披露する場面では、まずチソがミュージカル演技に挑戦。テレビ東京で放映されるアニメーション「プリパラ」のミュージカルが韓国で上演され、主役のらぁら役を務めたチソが、ワンシーンを再演。音楽に合わせて踊る姿は、「A.De」のパフォーマンスとは一味違い、ラブリー全開のまさに“THEアイドル”そのもの!
ステージ端で見守っていたラヘルとヨリンも思わず「可愛いですね~」と認めるほどであった。「私も負けて居られませんね」と切り出したラヘルは「私は以前モデル活動と現代舞踊をやっていたので、今日は現代舞踊を少しだけお見せいたしますね」と意気込む。
173cmのスレンダーなスタイルを活かしつつ、流れるようなしなやかさを見せつけ、表現力をアピールした。ヨリンの番になると、「私は以前、演技をしていました。今日は私が好きな映画『Love Letter』のワンシーンをお見せしたいと思います」と数秒の沈黙の後、「お元気ですか?私は元気です」という日本語のセリフのあとに涙を流した。
その一瞬にして役に入り込むヨリンの演技力にファンは驚いた。リーダーのスヨンは中島美嘉の「Find the way」を日本語で歌った。黒のワンピース姿で、じっくりと、しっとりとした世界観を創り出しながら歌うスヨンをファンは温かい拍手で包んだ。対照的に、アグレッシブなステージを届けたヘヨンとミソは、カジュアルながらもセクシーなスタイルで「Fifth Harmony」の「Worth It fi. Kid Ink」を披露。キュートで、セクシーという相反する要素を兼ね備えた見事なダンスで魅了した。
衣装チェンジをしたメンバーたちは、「私たちはJ-POPにとても興味をもっているのですが、きゃりーぱみゅぱみゅさんの曲とコンセプトが新鮮で素敵だなぁと思っています。その中でも特に『Candy Candy』という曲を『A.De』のスタイルに変えてみたらおもしろいのではないかな?と思いました。私たちのスタイルの『Candy Candy』で盛り上がってください!」と呼びかけ、ラブリーなグループダンスでファンを楽しませた。
ファーストミニアルバムに収録されている「Steal love」を歌い終わるとスヨンは「愛する男性の心を掴むという内容の曲ですが、皆さんの心は掴めたでしょうか?」とファンへ投げかける。ヘヨンは「最後の曲は『Good Time』という曲で、『KARA』先輩の曲をプロデュースしたチーム『Sweetune』の曲です。私たちもこの曲で“第2の『KARA』”のような存在になりたいと思います!」と宣言すると、末っ子のミソは「私たちはこれから日本のみなさんの心を掴むために、日本でさらなる多くの活動をしていきますので、た~くさん愛してくださいね」と健気にファンにあいさつをし、最後の曲「Good Time」をエネルギーたっぷりに歌い切った。
公演後には撮影タイムなども行い、ファンとの交流を楽しんだ「A.De」。「A.De」のキュートさがさく裂した初のショーケースは大盛況で幕を閉じた。
「A.De 1st Show in Japan」
日時 6月28日(水)、開場18:30 開演19:00
会場 渋谷シダックスカルチャーホール
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