「RENT」出演の村井良大、堂珍嘉邦、ユナク(超新星)、青野紗穂、ジェニファー、平間壮一、丘山晴己ら。
「RENT」出演の村井良大、堂珍嘉邦、ユナク(超新星)、青野紗穂、ジェニファー、平間壮一、丘山晴己ら。
1996年にアメリカ・ニューヨークの小さな劇場で誕生したミュージカル「RENT」。さまざまな若者たちの悩みや葛藤を描き、今までのミュージカルでは敬遠されていた貧困、ドラッグ、エイズなど社会的な題材を取り上げた名作だ。日本では2015年の公演から約2年ぶりの上演となり、新キャストも迎え、さらなる期待が寄せられている。7月1日(土)にミュージカル「RENT」囲み会見&公開ゲネプロを東京・シアタークリエで開催した。

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 囲み会見には村井良大、堂珍嘉邦、ユナク(超新星)、青野紗穂、ジェニファー、平間壮一、丘山晴己が登壇。囲み取材に参加した青野、丘山に加え、紗羅マリーや「CODE-V」のNALAWなど計5名が「RENT」初参加のキャストとなっている。


<B>―2017年版「RENT」の稽古を重ねて気づいた新しい発見は何かありますか?</b>
村井:まずマークは今までいろんな方が演じられているのですが、続投は今回が初めてということで光栄に思います。これからの「RENT」、先の未来のことを考えて切磋琢磨しながら稽古に挑みました。今まで何度も稽古をしてきましたが、稽古をするたびに毎回新鮮でしたね。

<B>―ジェニファーさんも2015年版に引き続きの出演ですが、今回新たなRENTを感じた部分は?</b>
ジェニファー:2015年から続けて出ているキャストも多く、まさにカンパニー、ファミリーといった雰囲気ですね。2015年版に出演したキャストが多く出ているので、新キャストを引っ張っていける力もあるなと思いました。

<B>―堂珍さんは歌手活動もしながら忙しいスケジュールの中での「RENT」出演ですが、久しぶりに「RENT」に戻ってきてホッとしますか?</b>
堂珍:「RENT」という作品はとても意味がある作品で、自分の中ではかけがえのないものでした。数週間という短い期間ではありますが、新しいキャスト含めて2年前より確実に深まっているものがあるので、それを武器として色濃く演じられたらいいなと思います。

<B>―ユナクさんはいかがですか?</b>
ユナク:緊張感や雰囲気が違うし、前よりもいい演技をみせられる自信があります。

<B>―平間さんは?</b>
平間:「RENT」という作品は自分の人生のような作品だなと思っています。2年という月日は長いですけど、ふたたびこうやってパッと集まった時に深まったなと思いましたね。
村井:2015年版を観た方は、結構同じキャストかって思われるかもしれないですけど全然違います。深みも威力も全く違いますね。さらにリフレッシュされた作品になっていると思います。

<B>―今回初出演となる青野さんと丘山さんはいかがですか?</b>
青野:最初の歌稽古のときなど初めてのことがいっぱいあったので、一つ一つに集中しきれていなかったのですが、立稽古が始まってからは周りの人がとてもサポートしてくれたので、“愛”という意味を感じられましたね。
丘山:2015年のキャストの方たちのサポートはもちろん温かい“愛”を感じられました。すごい不安もありましたが、大好きな作品でしたし安心して稽古が出来ました。

<B>―明日からいよいよ本番です。全国のファンの皆さんに一言お願いします。</b>
村井:2017年版「RENT」さらにパワーアップして帰ってきました。人生を変える作品といってもいいぐらい素敵な作品となっておりますので、多くの皆さんに足を運んでいただきたいです。


 2年ぶりにパワーアップして帰ってきたミュージカル「RENT」が、どんな進化を遂げているのか楽しみである。


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