【ソウル聯合ニュース】韓国金融大手、ハナ金融グループ傘下のハナカードは9日、日本で中国IT大手・騰訊(テンセント)のモバイル決済サービス「Wechat Pay(ウィーチャットペイ、微信支付)」の決済事業を行う子会社「ハナカード・ペイメント」を設立したと明らかにした。 同社は日本国内でのウィーチャットペイ加盟店を対象に、決済代行サービスを提供する業務を行う。 ハナカードは日本を訪問する中国人観光客が年間600万人に達するにもかかわらず、ウィーチャットの決済サービスが活性化していない点に着眼し、日本の決済市場への進出を準備してきたと説明した。 これに向け、ハナカードは今年2月にテンセント、全日本空輸(ANA)などとウィーチャット決済の拡大のための了解覚書を締結した。 ハナカードの鄭守鎮(チョン・スジン)社長は、「日本の加盟店のウィーチャット決済環境をサポートし、ウィーチャットペイのモバイルプラットフォームを活用した多様なマーケティングサービスを提供して、日本を訪れる中国人観光客の便宜と満足度を向上させることができるようになった」と述べた。
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