韓国の”北9億支援”に日米首脳は「強い難色」＝日米韓首脳会談

今回の国連総会では、別途で日米韓首脳会談がおこなわれることとなった。トランプ大統領と安倍首相はもちろん、対北強硬論者と韓国メディアもとらえている。しかし、文在寅（ムン・ジェイン）大統領は対話論者。今回、日米韓首脳会談で文大統領は、日米首脳の目に「変な人間」として写る可能性が大きい、とニューヨークタイムズ（NYT）が20日（現地時間）、報じた。

　トランプ大統領は19日、国連総会演説で「北朝鮮を完全に破壊する」と述べた。安倍首相も国連総会で、トランプ政府の対北政策を積極的に支持すると表明し、対話は北朝鮮に対して時間を与えるだけと主張した。

　そんな中、韓国政府は9億円規模の人道的支援を北朝鮮に対して与えると発表。国際社会が結託して北朝鮮に圧力をかけようとしている中で、まさに水をさすような決定ともとれる。

　今回の日米韓首脳会談では、日米首脳が文大統領に対して「いまが、その時なのか」と強い難色を示す場面も。足並みを揃えるべきときに、日米そして韓国の距離感が少しずつ広がっている、との主張も提起されている。