VIXX の最新ニュースまとめ
ことし記念すべき年にラインナップされたのは、「VIXX」、「NCT 127」、「NCT DREAM」、「PENTAGON」、「CLC」、「TOPSECRET」という最旬グループ6組と、日韓友情枠として日本のガールズグループから「PINK CRES.」、「アップアップガールズ」(仮)、「チャオベッラチンクエッティ」の3組。9月24日(日)、神奈川県・横浜アリーナにて総勢9組による、秋のK-POP祭りが華々しく開催された。
19時からスタートした2部は特別MCに任命された「NCT 127」のユウタと「PENTAGON」のユウトの登場からスタート。軽快なMCで会場のテンションを引き上げつつ、さっそくトップバッターの紹介へ。ユウタからの「僕の大好きな弟たちです。本当にカッコよくて、若さ溢れるチームです」という紹介が終わる前からすでに会場からは凄まじい歓声が上がった。
ポップなイントロが流れ、先陣を斬ったのは「NCT DREAM」。モノトーンコーデの衣装にブルーやピンク、赤などのカラフルなヘアカラー。全員がハーフパンツ姿でセグウェイミニを乗りこなしながら「Chewing Gum」のパフォーマンスと「Dunk Shot」を披露し、スタートから弾けるようなフレッシュさをアピール。「Trigger the fever」、「My First and Last」では360度の花道を左右に分かれ、ゆっくりと歩きながらファンサービス。「日本に来るのは3回目ですが、これからもっと日本の皆さんに僕たちの魅力をお伝えしたいです!」と目を輝かせながら意気込みを語るメンバーたちにファンも大きな声援で応える。「残念ですが、次が最後の曲になります。みなさん、一緒に歌ってください」と「We Young」を披露し、名残惜しげに全5曲のステージを締めくくった。
続いては、日韓友情枠として参加した日本のガールズグループ3組が立て続けに登場。「チャオベッラチンクエッティ」は「全力バンザイ」をラブリー&元気いっぱいに披露すると、メンバー2人の卒業後、5人体制での初ステージとなった「アップアップガールズ」(仮)は、「アッパーカット」をハードなダンスとともにパフォーマンス。おしゃれな着こなしで目を引いた「PINK CRES.」は「FunFunFun」と「キレイ・カワイ・ミライ」の2曲を歌い、会場にいた男性ファンを虜に。
ことし韓国デビューを果たし、順調な活動を続けている「TOPSECRET」。ボーダーやチェック柄のシャツ、デニムのサロペットなどの流行りのカジュアルコーディネートで登場し、「She」と「MIND CONTROL」の2曲のステージで、会場を明るく楽しい雰囲気に仕上げた。日本で大きなステージは初めてという彼らだったが、流暢な日本語でのあいさつがとても印象的だった。
会場の雰囲気をより一層華やかにしたのは、女性7人組の「CLC」。白Tシャツとデニム基調のへそ出しルックがメンバーの抜群のスタイルを際立たせていた。「Where are you?」のゆったりとした楽曲をセクシーなダンスで魅せると、次の曲では一転、日本のアイドルソングのようなキャッチーな歌詞とリズムが印象的な「チャミスマ」で会場を高揚させる。タイトルの「チャミスマ」は「チャーミング」と「スマイル」を合体させた造語とのことで、聞いているとこちらも思わず笑顔になる、そんなパワー溢れる1曲だ。ラストの曲は「I LIKE IT」でクールな一面をアピールし、楽曲ごとに変化する「CLC」の魅力を存分に楽しめたステージだった。
続いてのバトンを受け取ったのは「PENTAGON」。グレーやブラックなどのシックな色合いのジャケットでスタイリングされたメンバーが披露する「Gorilla」や「Can You Feel It」はカジュアルな装いのMVとは一味違い、とても新鮮で視線を惹きつけた。MCでは「皆さんと一緒にしたいことがあります!ペンタゴンのマークを一緒に作ってもらえますか~?」と観客に投げかけ、両手でペンタゴン(八角形)を作り会場の士気を高めたり、「Critical Beauty」をアカペラで歌うなどファンを楽しませた。「Pretty Pretty」、「Spectacular」では花道を歩きながらハイタッチをしたり手を振ったりとしっかりとファンサービス。最後は、リーダーのフイが作曲した「Like This」と、今回のイベントのために特別に準備したという「Beautiful」をそれぞれ雰囲気たっぷりに歌い、ファンの目と心を満たした。
会場の興奮をさらに加速させたのはネクストステージに立った「NCT 127」。壮大な世界観を連想させるような音楽とライティングの演出に、「NCT 127」の完ぺきなダンスパフォーマンスはまさに圧巻。シンクロ率抜群、エネルギー溢れるメンバーたちのステージに会場中の視線が集まった。「Fire Truck」、「Good Thing」などのヒット曲を歌い終わると、短いMCがあり、「皆さんと一緒に『NCT』のNのマークを作りたいです」と呼びかけが。指でNのマークをみんなで作ると、「みなさんのNマークをもっと近くで見たいです。皆さんと僕たちの距離は~?」と投げ返ると曲名でもある「0マイル!」とファンが応え、「0マイル」のイントロがスタート。日本初披露の楽曲とのことだったが、ファンの掛け声は完ぺき。さらに、「Summer127」、「Limitless」、「Cherry Bomb」と、若さを爆発させたステージに会場は酔いしれた。MCでは、日本人のユウト中心に話が進む。ファンに向けて「愛してるよ~」と言うと他のメンバーが次々と「Oh~」とツッコミを入れるなど、パフォーマンス時には見られない表情を見せ、観客を楽しませた。
トリを飾ったのは、「VIXX」。ワインレッドのベロアシャツに黒のパンツという秋らしいコーディネート。落ち着いた、雰囲気のある楽曲「桃源郷」や「Chained Up」からスタートし、会場のムードを変える。MCでは、メンバーのレオが体調不良で本公演を欠席しているが、体調は回復しつつあることを報告し安心させた。話題が変わり、「ちなみに今日初めて僕たちを見る人はどのくらいいますか?手を挙げてください」と言うと観客から次々と手が挙がり、それを見てショックを受けるメンバーたち。「僕たちって有名じゃない?」、「寂しいです」、「もっともっと頑張らないと」とメンバー間でのやり取りが会場を笑わせた。「カッコイイところを見せて好きになってもらわないとね」と言いながら次の曲「Love me do」と「Fantacy」へ。セクシーなダンスパフォーマンスは「VIXX」のファンになるには十分な時間だった。クライマックスでは、爽やかな楽曲の「LALALA」、「Love Equation」でトリとして堂々たるステージを完成させた。
パフォーマンス後の10th AnniversaryKMF2017 Special Awards授賞式では、GFSC功労賞を「TOPSECRET」、ライジングスター賞を「PENTAGON」、最高新人賞を「NCT」、最高アーティスト賞を「VIXX」がそれぞれ受賞した。そして全員でフィナーレを迎えた。
公演終了後は、ミート&グリートも行われ、ラッキーなファンたちは出演アーティストたちと触れ合える最高な時間を手に入れた。約3時間に及ぶ公演だったが、出演者にもファンにも疲れは見えず、交流を楽しんでいた。「VIXX」のメンバーはハイタッチの際に「おやすみ~」と一人ずつに声をかけるなど、心優しい対応でファンを最後の最後までうっとりさせた。
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