【江陵聯合ニュース】韓国で来年開催される平昌冬季五輪の氷上競技が行われる江原道江陵市は、同五輪の期間中に52万1000人の観客が訪れると予想している。 1日の平均観客数は2万9000人、来年2月17日には最多となる4万8000人に達すると予想する。1日の車両通行量は平日10万1000台、旧正月(来年2月16日)の連休には19万5000台に達するとみている。 そのため江陵市は五輪組織委員会や江原道と共同で来年1月2日から平昌冬季パラリンピックが終わる3月20日まで「交通の流れ満点、交通の不便ゼロ、交通安全強化」を目標に多様な対策を推進する。 江陵市は来年2月10日~26日に市内での10人乗り以下の乗用車などを対象に2部制(ナンバーの偶数と奇数によって通行制限する交通規制)を実施する。違反すれば5万ウォン(約5000円)の罰金が科せられる。選手や報道関係者、障害者が使用する車両は除外される。 同2月8日~26日は市内バスの全路線を無料で運行する。五輪期間中は13路線を競技場に向かうよう変更する予定だ。市内バスの車内では4カ国語に対応した音声認識の自動通訳サービスが提供される。 江原道は江陵市方面の高速バスなどを1日12便増便し、空港バスの路線も増やす。同道の束草市や東海市、原州市など、周辺地域の宿泊地と江陵市を結ぶバスは無料で運行する。 組織委は来年1月26日から2月28日まで五輪特別交通対策本部を運営し、交通量の分散などに努める。
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