【アテネ聯合ニュース】2010年バンクーバー五輪フィギュアスケート女子金メダリストの韓国の
キム・ヨナさんが来年2月の平昌冬季五輪の聖火を受け取るためギリシャのアテネを訪問した。 キムさんは30日(日本時間)、聖火を韓国に運ぶ大役を務めることについて、「もう聖火リレーが始まるなんて、平昌冬季五輪開幕の実感が湧く」とし、「聖火が国内に到着したら聖火リレーで五輪の熱気がさらに高まってほしい」と期待を込めた。 また「光栄にも聖火を受け取る一行に加わることができ、うれしい」とし、「2006年のトリノ大会、2010年のバンクーバー大会では選手として聖火リレーに参加し、今度は平昌大会の広報大使として聖火を受け取ることになり光栄だ」と話した。 キムさんはギリシャに来たのは初めてとした上で、「五輪の関連行事で初めて来ることになったのが特別で、記憶に残る経験になりそうだ」と述べた。 開幕まで100日前となる平昌冬季五輪については、「選手として2回の五輪に出場したが、その時とは気持ちがかなり違う」とし、「わが国で開かれる大会なので、広報大使である以前に、観客としても大会を楽しむことができて、さらに期待が大きい」と述べた。 キムさんは「広報大使として残りの期間、国内外で平昌冬季五輪への関心と熱気を高めるために努力する」と話した。 聖火は31日にキムさんを含む平昌五輪組織委員会の一行に渡され、11月1日に仁川国際空港に到着する。来年2月9日の開幕日までの101日間、7500人の走者が2018キロを走り聖火をつなぐ。
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