【ソウル聯合ニュース】来年韓国・平昌で開催される冬季五輪・パラリンピックの期間中、二酸化炭素(CO2)排出を
ゼロにするための取り組みが進められている。 大会の組織委員会は23日、韓国南部発電がクリーン開発メカニズム(CDM)事業で取得した26万2227トンのCO2排出権を組織委に寄付したと発表した。 大会期間中は159万6000トンのCO2排出が想定される。組織委はこれまで寄付を受けるなどして124万6000トンを相殺、再生可能エネルギー設備の設置などで40万5000トンを削減し、想定値を上回る計165万1000トンのCO2を相殺・削減している。 実際の排出量と削減量は大会終了後に算定し、第三者の検証を経て来年3月に報告書にまとめる。 組織委のキム・サンピョ施設事務次長は「平昌五輪の五つの重要目標の一つである環境五輪を完成させる契機になる」と述べた。 韓国南部発電は7カ所の火力発電所や風力発電所を運営している。韓国の電力生産全体の約10%を担っている。
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