【ソウル聯合ニュース】平昌冬季パラリンピック(9~18日)に参加する北朝鮮選手団20人と代表団4人が7日、朝鮮半島北西部の京義線道路経由で韓国入りした。 一行は午前8時50分ごろ、ソウル北方の都羅山にある南北出入事務所に到着し、9時35分ごろ、バスで平昌へと出発した。報道陣から韓国訪問の感想などを求められると笑顔で答えた。 パラリンピック参加に関する先ごろの南北実務会談に北朝鮮側の団長として出席した、対韓国窓口機関、祖国平和統一委員会の黄忠誠(ファン・チュンソン)部長も来韓した。大会参加について感想を問われた黄氏は「うれしい」と答えた後、「特に答えなくても、私の表情を見るだけで答えになるのではないか」と冗談めかした。 韓国側は車いすを使う北朝鮮選手のために専用車両を準備したが、北朝鮮側はこれを使わず、全員が大型バスに乗り込んだ。 北朝鮮の冬季パラリンピック参加はこれが初めて。マ・ユチョル、
キム・ジョンヒョン選手がクロスカントリースキーに出場する。観戦する選手の中には今年9歳になる少年もいる。選手団の団長は朝鮮障害者保護連盟中央委員会の鄭賢(
チョン・ヒョン)副委員長が務める。代表団の団長は同委員会の金文鉄(キム・ムンチョル)委員長。 一行は15日に北朝鮮に戻る予定だ。
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