【坡州、ソウル聯合ニュース】平昌冬季パラリンピック参加のため韓国を訪れていた北朝鮮の選手団と代表団計24人が15日午後、北朝鮮に帰還した。 一行はこの日午後1時28分にソウル北方の都羅山にある南北出入事務所に到着して審査を終えた後、同50分ごろ南北軍事境界線(MDL)を越えて帰還した。 選手らはパラリンピックの感想や、競技を観戦した文在寅(ムン・ジェイン)大統領とどのような会話を交わしたのかなどの報道陣の質問に対し、微笑を浮かべたのみで答えなかった。 平昌パラリンピックの閉会式は18日に行われるが、11日と14日の競技出場を終えた北朝鮮選手団と代表団はこの日、北朝鮮に戻った。これにより、平昌冬季五輪・パラリンピックのために訪韓していた北朝鮮の関係者は全員帰還した。 北朝鮮選手団のうち、実際に競技に出場した選手はマ・ユチョルと
キム・ジョンヒョンの2選手。2人は国際パラリンピック委員会(IPC)の特別枠でノルディックスキー距離の2種目にそれぞれ出場した。 北朝鮮は今大会が冬季パラリンピック初参加だった。北朝鮮は当初、平昌五輪と同様にパラリンピックにも芸術団と応援団を派遣するとしていたが、南北間の協議を経て選手団と代表団のみが訪韓した。
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