統一部の李副報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
統一部の李副報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の李有振(イ・ユジン)副報道官は23日の定例会見で、南北が合意した韓国芸術団の平壌公演を準備するため訪朝した韓国の視察団が、この日公演会場など現場を見て回る予定だと伝えた。

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 視察団は青瓦台(大統領府)のタク・ヒョンミン儀典秘書官室先任行政官ら6人で構成され、22日に中国・北京経由で北朝鮮の高麗航空機を利用して平壌入りした。

 24日に韓国に戻る予定で、李氏は「あす午前に高麗航空を利用して北を出発し、北京経由で帰ってくると承知している」と話した。

 高麗航空機の利用に関しては韓国が費用を負担するようだ。李氏は「これに関し米国側と緊密に協議し、韓国政府も問題がないように別途の措置を完了した」と述べた。統一部の当局者はこの「別途の措置」について、「高麗航空は韓国政府の金融制裁対象のため、韓国銀行(中央銀行)総裁から航空料金支払いの許可を受けることになっている」と説明した。

 また、李氏によると、北朝鮮内で発生する視察団の費用は北朝鮮が負担する方向で協議が進むようだ。

 一方、統一部は前日に北朝鮮に対し、南北首脳会談の日程や議題などを話し合う高官級会談を29日に軍事境界線上にある板門店で開くことを提案した。李氏は北朝鮮からまだ回答はないと答えた。


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