◇逮捕の李元大統領 4月初旬に起訴か 巨額の収賄や横領などの容疑が持たれている李明博(イ・ミョンバク)元韓国大統領(76)が23日未明逮捕され、検察は最長来月10日まで身柄を確保しての取り調べが可能になった。逮捕状が発付された場合の拘束期間は通常10日間だが、重要事件を捜査する場合は裁判所の許可を得て1回に限りさらに10日延長できる。検察は拘束期限を延長して十分に取り調べ、来月10日までに李容疑者を起訴するものとみられる。◇韓米日が防衛実務者協議 北「瀬取り」根絶への取り組みで一致 韓国と米国、日本は21日(米東部時間)、米ワシントンで3カ国による防衛実務者協議(DTT)を開き、域内の安全保障問題と安保協力の実質的な強化策を話し合った。北朝鮮が洋上の船舶間で禁輸品などを積み替える「瀬取り」を根絶するため、3カ国が中心的な役割を続けることで一致した。韓国国防部が23日、会合の結果を伝えた。◇憲法改正案 大統領府は野党の説得に注力 韓国青瓦台(大統領府)は、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が国会に発議する憲法改正案の全文を公開し、今後は国会通過に向けて注力する構えだ。野党優勢の政局において、統一地方選と同時に改憲の是非を問う国民投票を行うという文大統領の公約を履行するためには野党の説得作業が不可欠なためだ。大統領主導の改憲を巡っては革新系の少数野党「正義党」を除く全ての野党が批判的な態度を取っており、説得にさらに力を入れねばならない状況だ。◇韓・ベトナム首脳会談 20年まで貿易額1千億ドル達成へ ベトナムを国賓として訪問している文大統領は23日、ハノイでチャン・ダイ・クアン国家主席と会談した。両首脳は2020年までに貿易額を1000億ドル(約10兆5000億円)に拡大するほか、社会保障協定の締結など投資拡大に向けた制度的基盤づくりや朝鮮半島の平和定着のための連携など、包括的な分野で両国関係を一層発展させることで合意した。◇韓国芸術団の訪朝公演準備 視察団きょう平壌の会場など下見 統一部の李有振(イ・
ユジン)副報道官は23日の定例会見で、南北が合意した韓国芸術団の平壌公演を準備するため訪朝した韓国の視察団が、この日公演会場など現場を見て回る予定だと伝えた。視察団は青瓦台のタク・ヒョンミン儀典秘書官室先任行政官ら6人で構成され、22日に中国・北京経由で北朝鮮の高麗航空機を利用して平壌入りした。
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