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2日、韓国法務部傘下検察過去史委員会は大検察庁真相調査団に2009年に起きた故チャン・ジャヨンの性接待疑惑事件に関する再調査を勧告したと明らかにした。
故チャン・ジャヨンは2009年3月7日、実名と問題を記した文書を残し、満30歳で自ら命を絶った。ドラマプロデューサー、放送およびメディア界の要人、大企業・金融業従事者ら31人に性接待を強要され暴力を振るわれたとして実名リストを残している。
だが、在宅起訴された元所属事務所代表とマネジャー以外の有力人10人に対しては嫌疑なし処分が下された。このため、検察が手抜き捜査をしたという疑惑が大きくなり、遺族は反発したが事件は終了、故チャン・ジャヨン事件は疑惑だけを残したまま9年の月日が流れた。
そんな中、最近になって演劇公演界、放送文化界全般的に“Me Too”運動が活発化し、故チャン・ジャヨン事件も再び水面上に浮かび上がった。
今年2月、大統領府の国民請願掲示板には「故チャン・ジャヨンのわだかまりができた死の真実を明らかにしてください」との文章が登場し、23万人を超える同意を得た。
検察過去史委員会は国民の続く関心とメディア報道で同事件への再捜査の可能性を言及。漂流するかに見えた故チャン・ジャヨン事件は再捜査対象となった。 国民が見守るこの事件に関する結論がどう出るのか、成り行きが注目される。
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