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鉄道協力の分科会は、軍事境界線がある板門店の韓国側施設「平和の家」で開かれる。韓国から金正烈(キム・ジョンリョル)国土交通部第2次官ら3人、北朝鮮から金潤革(キム・ユンヒョク)鉄道省次官ら3人が出席する予定。
道路協力の分科会は板門店の北朝鮮側施設「統一閣」で行う。韓国は鉄道協力の分科会と同じく金次官が率いるが、北朝鮮はパク・ヨンホ国土環境保護省次官が団長を務める。
山林協力の分科会は、韓国は柳光守(リュ・グァンス)山林庁次長が首席代表、北朝鮮は金城浚(キム・ソンジュン)国土環境保護省副総局長が団長として出席する。会場は協議中という。
南北はこれまでに、軍事的な緊張緩和策を話し合う将官級軍事会談、スポーツ交流に関するスポーツ当局会談、人道的な事案を扱う赤十字会談を開いてきた。新たな分科会の開催は、協議の対象が経済協力へと広がることを意味する。
ただ、北朝鮮への制裁は解除されておらず、本格的な経済協力はまだ先のことになりそうだ。今回の分科会はひとまず、実態調査や共同研究などに対する話し合いに限定されるとみられる。
統一部当局者は「鉄道、道路、山林協力の分科会を通じ(南北首脳が署名した)板門店宣言の履行案を忠実に協議し、南北関係の持続可能な発展と朝鮮半島の恒久的な平和定着の土台を築いていく」と述べた。
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