韓国　きょうのニュース（７月９日）

◇文大統領　「善意の措置」で南北米の平和プロセス推進　インドを国賓として訪問している文在寅（ムン・ジェイン）大統領は９日までに、現地の英字紙タイムズ・オブ・インディアとの書面インタビューで、「われわれ（南北と米の首脳）に与えられた課題は南北と朝米（米朝）首脳会談の合意事項を早期かつ完全に履行すること」として、「率直な対話や善意の措置を通じ、朝鮮半島の平和に向けたプロセスを揺るぎなく推進していく」との考えを示した。◇大統領府　終戦宣言巡る北朝鮮と米国の隔たり「大差ない」　青瓦台（大統領府）の金宜謙（キム・ウィギョム）報道官は記者会見で、ポンペオ米国務長官が６～７日に訪朝して行われた北朝鮮と米国の協議で朝鮮戦争の終戦宣言を巡る双方の認識のずれが浮き彫りになったことについて、「（認識の違いは）あるが、大きな差ではないと思う」と述べた。金報道官は非核化を巡っても北朝鮮と米国が意見の隔たりをみせたことに関して、「交渉で有利な立場を得ようとする駆け引きと思う」と説明。「双方が望むことを胸襟を開いて意見交換したのは今回が初めてだと理解している」と述べた。◇レンジャーズ秋信守が大リーグ球宴へ　韓国出身で３人目　米大リーグ・レンジャーズの秋信守（チュ・シンス）外野手（３５）がオールスター戦（１７日、ワシントン）に出場する。大リーグ機構（ＭＬＢ）が出場選手を発表した。韓国出身選手では朴賛浩（パク・チャンホ、２００１年）と金炳賢（キム・ビョンヒョン、０２年）の両投手に続き３人目。秋はこの日のタイガース戦で連続出塁試合数を４７に伸ばし、球団記録を塗り替えた。◇米女子ゴルフ・金世ヨン　史上最多アンダーＶ　　米女子プロゴルフ（ＬＰＧＡ）ツアーのソーンベリークリーク・クラシックは、韓国の金世ヨン（キム・セヨン、２５）がツアー史上最多アンダーパーとなる通算３１アンダー、２５７で優勝した。また、米プロゴルフ（ＰＧＡ）ツアーのミリタリー・トリビュートでは韓国系米国人のケビン・ナ（３４）が優勝し、７年ぶりにツアー通算２勝目を挙げた。