「A.C.E」ワウ、ジュン、キム・ビョングァン、ドンフン
「A.C.E」ワウ、ジュン、キム・ビョングァン、ドンフン
今夏は韓国で1stリパッケージアルバム「A.C.E ADVENTURES IN WONDERLAND」(6月7日発売)のリード曲「Take Me Higher」を引っさげ、約2か月活動し、それぞれが個性あふれる魅力を放ちながら、グループとしてもまた一段と成長した「A.C.E」。

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 韓国での活動を終え、3月の日本初公演「A.C.E JAPAN Showcase Fan-con ~SWEET FANTASY~」以来となる、Zepp公演「A.C.E LAND in JAPAN」を直前に控え、メンバーのジュン、ドンフン、ワウ、キム・ビョングァンの4人が一足先に来日。礼儀正しい彼ららしく、いつものように全員そろって元気よくあいさつをしてくれた後、インタビューでは和気あいあいと韓国での活動を振り返り、メンバーの意外な一面、そして、8月9日東京、11日大阪でのZepp公演の見どころを語ってくれた。



Q.韓国は日本より暑いと聞きましたが、どのようにこの暑さを乗り切っているのか、自己紹介を兼ねて、1人ずつ夏の暑さ対策法を教えてください。

ワウ:こんにちは。「A.C.E」のワウです。暑い日は、すぐにシャワーを浴びます。シャワーをした状態で、扇風機とかエアコンの風に当たりながら体の熱を放出して、夏を過ごしています。
ジュン:お久しぶりです。リーダーのジュンです。僕の場合、暑さを避けるというより、エアコンのあるところに行くタイプです。そして、できるだけ外に出ないようにしています。夜は、たまに風に当たるため、外に出ますが、基本的に外に出ても、何一ついいことがないですから(笑)。あと、たくさん水を飲んでいます。
キム・ビョングァン:こんにちは。「A.C.E」のキム・ビョングァンです。暑い夏は、やっぱり怖いものが一番!夏はホラー映画の季節だから、必ず見に行くし、携帯電話で怖い漫画、怖い話とか、鳥肌が立つようなものを見て楽しんでいます。ことしは、映画「昆池岩」をメンバー全員で見に行きました。みんな怖がりなので、「ギャーー」って悲鳴を上げていました(笑)。以前も僕とチャン、ドンフン兄で「死霊館 エンフィールド事件」を見に行ったことがあるんですが、僕とチャンが「あーーーー!! 」ってものすごい大声を出すから、真ん中にいたドンフン兄が恥ずかしいって。周りはカップルだらけのところに、男3人で、しかも大声を出しているから、変な目で見られた思い出があります(笑)。
ドンフン:こんにちは。「A.C.E」のドンフンです。夏は日焼けしないようにというのもあるし、冷たい空気に触れたいから、なるべく日陰に入るようにしています。あと、他の方法としては、逆に暑さを受け入れ、それを楽しむこと。あえて長袖を着て、汗をかくだけかいて、暑さを楽しんだりもしています。


Q.今回の「Take Me Higher」の活動は、7月25日の音楽番組への出演をもって終了となりましたが、思い出に残っていることは何でしょうか?

ジュン:今回、ずっとやりたかったサイン会が初めてできたんです。ファンの方と近くでお会いできて、いろいろ話を交わすことができて、本当にうれしかったです。ファンの皆さんが僕たちに言いたかったこと、僕たちがファンの皆さんに言いたかったことを直接伝えられるいい機会になったので、ファンの皆さんともっと近づけたと思います。


Q.ファンに言われてうれしかった言葉は?

ジュン:「カッコいい」。ハハハハハ。
キム・ビョングァン:イケメン~。
ジュン:そういうこともたくさん言ってもらったし、「歌ってくれてありがとう」という方も多かったです。その言葉にすごく感謝しました。と同時に、もっと頑張らなきゃとも思いました。


Q.ほかのメンバーの方は、サイン会はどうでしたか?

キム・ビョングァン:ステージではあまり緊張しないんですが、サイン会はファンの皆さんとface to faceで会うから、すごく緊張して、初日は目も合わせられないぐらいだったんです。でも、少しずつ慣れていって、お互いに冗談を言い合ったり、仲良く時間を過ごすことができました。
ドンフン:僕も初めは愛嬌もなくて、ぎこちなかったんですけど、少しずつ上手くなっていったと思います。カメラにも慣れていって、上手く表情を作れるようになったし、ファンの方とも仲良くなっていって。やっぱり、何でも経験が重要だと思いました。サイン会って、ファンの皆さんとの会話もそうだし、カメラへの表情も大事だと思うんですが、そういう意味で、プロフェッショナルになっていったと思います(笑)。
ワウ:僕も同じです。最初は緊張していて、「CHOICE」(=「A.C.E」のファン)の皆さんと会ったとき、目も合わせられなくて。しかも、握手をするときの手が震えてしまって、ファンの方も緊張していたのか、お互いに手が震えるという。
キム・ビョングァン:ワウ兄の机には手汗がしたたっていました(笑)。
ワウ:でも、時間が経つにつれて、お互いに成長して、ドンフンさんが言ったように、愛嬌も見せられるようになったし、いろんなことを共有できる仲になったと思います。


Q.サイン会以外で思い出に残っていることというと?

キム・ビョングァン:練習生のときから、目標にしていた「週刊アイドル」に出演できたことです。何というか、いままではテレビで見ていた、夢にまでみた番組だったので、最初は信じられなくて。だから、収録のときはふわふわとした気持ちだったんですけど、オンエアを見てやっと、「あ~、出演したんだなぁ」って実感しました(笑)。すごくうれしかったです。

Q.周りの反応はどうだったんですか?

キム・ビョングァン:ソンミ先輩の「Gashina」を踊ったんですが、すごく楽しかったし、男性が2倍速で踊ったということで、上手かったとたくさん褒めていただきました。

Q.今回の「週刊アイドル」は注目の新人グループを紹介する「今週の親指ドル」コーナーへの出演だったので、次は「A.C.E」がメインコーナーに出演する姿が見たいですね。

ジュン:そうですね。ハイ、絶対に出たいです!
キム・ビョングァン:ことし中に?
ドンフン:次の活動のときには。
ジュン:行こう!ハイ!(と勢いよく手を高く挙げる)


Q.いまこの瞬間もそうなんですが、今回の活動を通して、清涼感あふれる爽やかな新曲「Take Me Higher」のせいか、皆さんの雰囲気が前よりもっと明るくなった気がしますが。

ドンフン:その通りです。よく歌う側も、その曲のイメージになっていくって言いますが、僕たちも「Take Me Higher」では明るく表現しようと思っていたので、すごく笑顔が増えました。表情も明るくなったし、周りの方たちからも雰囲気がすごく変わったと言われました。
ジュン:本当に笑うことが増えましたね。「Take Me Higher」自体が、聴いている方にエネルギーを与えようと準備したステージなので、そもそも僕たちにエネルギーがなかったら、誰かに与えることなんてできないじゃないですか。だから、エネルギーを高めてからステージに上がっていたし、普段からよく笑い、楽しく過ごしていました。


Q.いつも無口なワウさんは?(笑)

ワウ:あ~。
ドンフン:ワウは、本当によくしゃべるようになりました!
ジュン:いま話さないのは、準備しているんです。
キム・ビョングァン:何を言ったら、笑わせられるか、ずっと考えているんですよ(笑)。
ワウ:「Take Me Higher」の活動をしながら、いつも面白くて、幸せというわけにはいかないじゃないですか。パワーがダウンすることもあるし。でも、ステージに上がる前、僕たちは毎回、メンバー全員で円陣を組んで掛け声をして、気合を入れてから、ステージに上がるんです。それで「Take Me Higher」もカッコいいパフォーマンスをお見せすることができたと思います。
ドンフン:その掛け声をしてからステージに出ると、やるぞって気になるんです。
キム・ビョングァン:気が引き締まる感じです。
ジュン:僕たちのシグネチャーというか。
ドンフン:やらないと変な感じがするぐらい習慣的なものなので、たまに忘れて、それをしないときは、集中度がちょっと違いますね。


Q.誰がその掛け声の音頭をとるんですか?

ドンフン:ジュンです。リーダーとして。
ジュン:「ケガしないように、頭の上へと『A.C.E』!ファイティン『A.C.E』!」って感じでやっています。

Q.最近では、8月2日に高尺(コチョク)スカイドームで開催された「コリアミュージックフェスティバル」に出演されましたが、どうでしたか?

キム・ビョングァン:いままで立ったステージで、一番大きい3万席のステージだったんですが、その日は久しぶりにチャンも来て完全体だったからか、ドームだったからか、すごくワクワクして、少しも緊張せず、朝からドキドキワクワクして本番を迎えました。そして、すごく楽しくステージを終え、自分たちの出番が終わってからも、その場に残って先輩たちのステージを見ながら、一斉に何万人が叫んでいる歓声を聴いて、もっと頑張って、いつかドームで僕たちの公演ができたらいいなと思いました。


Q.5人そろって初めて「Take Me Higher」を披露したと思いますが、フォーメーションが新しくなったので、練習など大変ではなかったですか?

ジュン:大変かなと思っていたんですけど、チャンが「UNB」の活動で忙しいのに、頑張って練習をしてくれたんで、スムーズにいきました。お互いにスケジュールが違うんで、チャンが朝方まで練習して、僕たちに動画を送ってきて。
キム・ビョングァン:面白かったのが、僕たちも次の日のスケジュールに備えて、顔パックをして、寝ようとしていたら、チャンからテレビ電話がかかってきたんです。なんだろうと思ったら、「兄貴、見てください」って、「Take Me Higher」を踊り始めて、「これで合っていますか?」って。もう寝ようとしていたところだったから、「うん、合ってるよ。うん、うん、それでいいよ。最高、よくできてる」って適当に相づちを打って切ったら、その5分後にジュン兄の携帯電話に「兄貴、これで合ってますか?」って。
ジュン:僕も適当に「ハイ、ハイ、ハイ」って(笑)。


Q.そこでチャンさんからの電話は終わったんですか?

キム・ビョングァン:(ドンフンに)その後、電話きた?
ドンフン:来なかった。
キム・ビョングァン:僕たち2人のリアクションが悪かったから、たぶん、ふてくされたんだと思います(笑)。でも、そうやって振付を熟知してくれたので、僕たちもラクにできました。
ドンフン:一番よかったのは僕だったんじゃないかな。僕とチャンがメインボーカルなのに、そのうち1人が不在だから、僕のパートが多かったんですけど、それをチャンと振り分けることになったんで、負担が軽くなりました(笑)。
ジュン:やっぱり「A.C.E」は5人のときが一番いいですね。
ドンフン:ちょうどいいバランスだと思います。


Q.そして、いよいよZepp公演が始まります。今回はそれぞれ自分のどんな部分に注目して見てほしいですか?

キム・ビョングァン:僕は簡単です。歌もお見せするし、たくさんのことをお見せしますが、ダンスといえばキム・ビョングァン、キム・ビョングァンといえばダンス。ということでダンスに注目してほしいです!
ジュン:今回は、日本公演だけの特別なステージを準備しました。なので、“「A.C.E」が新しい姿を準備したんだ”ということや、僕たちが本当に日本に来たかったという気持ちを分かってもらえたらうれしいです。
キム・ビョングァン:個人的に見てほしい部分は?
ジュン:それはもう決まってるよ。“「CHOICE」を愛する気持ち”。歌とかダンスは当たり前のことだから。日本に頻繁に来ることができないですけど、日本の「CHOICE」の皆さんを大事に思っているという気持ちが伝わったらいいなと思います。(日本語で)愛してる~。
ワウ:冬は熱い情熱を見せようと頑張ったんですが、夏になったので、クールな姿、冷たいまなざし、そういう姿をアピールしようと考えています。だから、今回は公演を見た後、皆さんが涼しげな気持ちよさを感じるように頑張ります。
ドンフン:僕はメインボーカルなので、もちろん歌はたくさんお届けしますが、ダンスでも魅力を見せられるメンバーだということを知っていただきたいので、ダンスにも注目してもらえたらうれしいです。


Q.ちなみに、前回の初来日公演では、「LAST DANCE」を歌いながら、メンバー全員が号泣する感動的な場面もありましたが。

ドンフン:僕たちにはたくさん目標があるんですけど、ライブをするということが、その目標の中で初めて達成したことだったので、意味があったし、「LAST DANCE」の歌詞が、僕たちの話でもあるかのように重なって、いろんな感情が入り混じって。泣かない方がおかしいんじゃないかなというぐらい、感極まりました。いまもそのときのことを思い出すと胸がジーンときますね。
ジュン:ドンフン兄が最初のパートで、「永遠だと思っていた愛も終わり、いまはそのありふれた友達も去っていくんですね」という歌詞を歌った瞬間、僕たちが練習生のときから、このステージに立つために頑張ってきたことが走馬灯のように頭の中を駆け巡って、隣を見たら、ドンフン兄が泣き始めたんで、僕も泣いて、ビョングァンも泣いて、ワウ兄も泣いて。あのときのことは言葉では説明できないぐらいの感動で、本当に涙が止まらなかったです。でも、ワウ兄が泣いたのが一番不思議でした。あんなに泣く姿を初めて見たんで。
キム・ビョングァン:ワウ兄はロボットだから、涙が出たというより、油がもれたというのが正しい表現だと思いますが(笑)。


Q.ワウさんは普段、泣かないんですか?

ワウ:泣きたくても、涙があんまり出ないんです。待ちに待ったデビューの日ですら、涙が出なかったんです。それなのに、前回のファンコン「SWEET FANTASY」では、不思議と感情が込み上がって、涙をこらえようとしたのに、あふれてしまいました。
キム・ビョングァン:ワウ兄は、生まれ初めて泣いたと言っていました(笑)。
ワウ:人生で3回泣くって言うじゃないですか。生まれたとき、両親が亡くなったとき、国が滅びたとき。でも、4回に変わりました(笑)。


Q.メンバーの中で、よく泣いてしまうのは?

ドンフン:僕ですね(笑)。
キム・ビョングァン:ドンちゃん~。
ドンフン:いままで2000回ぐらい泣いたと思います(笑)。感受性が強いのか、何か考えただけでウルッとするし、話しているうちに涙がこぼれたり。いいかげん、もう泣くなって言われるぐらい泣きます(笑)。
ジュン:ドンフン兄は思っているより、ガラスのハートなんです。一見、強く見えるんですけど、傷つきやすいし。そばで誰かが支えてあげてこそ、力を出せる兄貴なので、僕たちが見守っています(笑)。(日本語で)愛してる~。
ドンフン:ハハハハハ。見た目とは全然違うんです。僕が弟たちの面倒を見ているように思われますが、見えないところでは、面倒を見てもらっています。


Q.では、ここからはメンバーの意外な一面を探っていく質問をしたいと思います。リーダーのジュンさん、1日だけ「A.C.E」のリーダーを交代するなら、誰に任せたいですか?

ジュン:僕はリーダーになったときから、実はもう決めていました。その人は、ワウさん!もちろん1人ずつ全員にやってもらいたいんですけど、ワウ兄は純粋で、兄貴なんですけど、弟のような可愛さがあるんです。だから、ワウ兄が僕たちのことを守ってくれる強い面を見たいなと思って。あまりにも純粋すぎるから、どこかで誰かにからかわれたり、いじられたりしないか、心配になることがあるんで、リーダーになって、責任を持って「A.C.E」を守る強さを育ててくれたらいいなという願いも込めて。

Q.ワウさんはリーダーをやってみたい、とか考えたことはありますか?

ジュン:上手くできそうだけど。
ワウ:全くないです(笑)。もし、リーダーになったとしたら、一日一日、ミッションをコンプリートしなきゃいけないという思いで、必死になると思いますが、僕は引っ張っていくタイプではないし、リーダー気質を持っていないので、やりたいとも思わないし。リーダーは本当にすごいと思いますよ。だから、僕はやらない方がいいと思っています。


Q.では次、メインダンサーのキム・ビョングァンさんに質問です。自分以外で、魅力的なダンスを踊ると思うメンバーは?

キム・ビョングァン:チャンさん。腕が長くて、テナガザル・レベルなんで、ダンスをしながら可愛いときがあるんです。僕たち4人は体のバランスが同じ感じなんで、動きが似ているんですが、映像を見ると、チャンだけが違っていて、可愛い魅力もあるんです。


Q.では、次はラッパーのワウさん。実はラップの素質があると思うメンバーは?

ジュン:ハハハハハ。


Q.ジュンさんが大ウケしているんですが、何かおかしいことでも?

ジュン:“ラッパーのワウさん”っていうのがすごく笑えて。
ワウ:僕、ラッパー!? 
キム・ビョングァン:ラッパーでしょ。ラップ兼ボーカル兼ダンス。
ワウ:で、質問は何ですか?聞いてなかったんですけど(笑)。
一同:(大爆笑)
キム・ビョングァン:ラップの素質があると思うメンバー。(と言って、自分をアピールする)
ワウ:あ~。素質があるのは、ビョングァン。みんなヒップホップとかラップが好きではあるんですけど、素質があるとしたらビョングァンだと思います。
ドンフン:ボーカルラインはラップをしたらダメです。


Q.チャンさんが上手そうですが。

ドンフン:ボーカルラインの中では、まだできる方じゃないかな。ジュンと僕はラップに触れてはダメです。親が与えてくれませんでした(笑)。そういうDNAを。
キム・ビョングァン:(「BTS」の「DNA」の振付をしながら)DNA~。
ジュン:僕たちにとって、ラップはパンドラの箱と同じです。触れてはいけないです。最近、あるコンテンツで、ラップをやったんですけど、「A.C.E」の間でもファンの間でも、ちょっとした騒ぎになって、禁止映像のような感じになったので。日本の「CHOICE」さんたちは見ないでほしいです(笑)。どうしても見たいという方は止めないですけど。
キム・ビョングァン:そんなことを言ったら、もっと見たくなるよ。
ジュン:あ~、そうだね。でも、それを見たら、僕のことを嫌いになるかもしれません(笑)。
ドンフン:僕たちボーカルラインは、得意なこと(歌)をさらに伸ばしていきたいです。
キム・ビョングァン:OK、OK~。
ドンフン:2人がラップは上手いので、僕たちの役割はボーカルということで。
ジュン:ラッパー、ワウ!
ワウ:(ラップ調で)YO YO~
一同:(大爆笑)。
ジュン:急に何!? YO YOって(笑)。やっとエンジンがかかってきましたね。


Q.もうこのインタビューも終わりに近づいているんですが(笑)。

ジュン:それがいつも問題なんです。
ドンフン:だから、いつも終わってから、1人でテンションが高いんです。


Q.では次、作詞もするドンフンさん。自分以外で、作詞のセンスがありそうなメンバーは?

ドンフン:2人いるんですが、ウイットに富んだ詞を書くのが、ワウです。「Take Me Higher」のラップの歌詞も、「エ・イ・ス」で3行詩(日本でいう“あいうえお作文”)を作って歌詞を書いたり、独特な発想を持っているんで。
ジュン:ラッパー、ワウ!
ワウ:YO YO~
一同:(大爆笑)


Q.ハハハ。何ですか?この流れは(笑)。ドンフンさん、話を戻していただいて。

ドンフン:もう1人はジュンです。ジュンは率直な、心に響く、共感できる歌詞を書くのが上手いと思います。(ジュンが)1次元、(ワウが)4次元(いわゆる不思議ちゃん)なんですが、2人ならではの魅力があると思います。
一同:(ワウに「4次元~」と茶化す)


Q.じゃあ、年齢順で言うと、上からドンフンさん、ワウさん、ジュンさん、キム・ビョングァンさん、チャンさんになりますが、ドンフンさん、「A.C.E」を精神年齢順にするなら、どうなりますか?

ドンフン:高い方からいうと、一番上がジュン。僕の方が兄貴なんですけど、助けてもらうことが多いし、マインド的な部分で、僕が不足しているところを埋めてくれるので。2番目は僕だと思います(笑)。3番目はビョングァン。ビョングァンは思ったより、可愛くて子供っぽい性格ではあるんですが、話してみると、率直で真面目で、こういう面もあるんだなと思うときがあるぐらい、大人っぽいです。その次はチャン。
一同:ハハハハハ。4次元~。
ドンフン:本当はチャンが最後だったんですけど、外に出て、すごく成長したと思うので。「A.C.E」では末っ子だったのが、外でいろんな経験をして考えが深くなってきました。ワウはいつも可愛い人です(笑)。
ジュン:ワウ兄はラッパーだから、大丈夫だよ!
キム・ビョングァン:(日本語で)4次元~。
ワウ:あ~、何も言えない。返す言葉がありません(笑)。


Q.ワウさんは、「A.C.E」を精神年齢順にしたら、どうなると思いますか?

ワウ:同じだと思います(笑)。
ドンフン:ワウは何も考えていないということではなくて、発想が可愛いというか、ハツラツとした感性を持っているんです。でも、メンバー全員、いろんな一面があって、“あっ、こういう考えを持っているんだ”って驚かされることもたくさんあるんですよ。だから、場合によっては、僕が一番幼いときもあります。一応、順位はつけましたが、はっきりとは言えないです。最近は僕が一番幼いと思います(笑)。


Q.上手くまとまったところで、最後はリーダーのジュンさんから、Zepp公演に向けて、ファンにメッセージをお願いします。

ジュン:日本の「CHOICE」の皆さん、5か月ぶりの来日公演でZeppのステージに立つんですが、まずは感謝しているということを伝えたいです。皆さんの応援のおかげで、Zeppツアーができるし、いつも言っていますが、舞台の準備は僕たちがします。でも、舞台を作るのは皆さんです。だから、幸せな気分で、一緒に楽しんでもらえたらうれしいです。9日東京、11日大阪で一生忘れられない思い出を一緒に作りたいです。たくさんの応援をよろしくお願いします!サランヘヨ~。
一同:(日本語で)愛してる~



 前回、6月にインタビューしたときより、さらに明るい雰囲気になり、新曲「Take Me Higher」での活動が充実したものだったことが、メンバーたちの表情や口調からも感じ取ることができた。
特に、今回はインタビュー中、大きな笑いをもたらしてくれたのがワウ。突然ラップ口調で「YO YO」と覚醒し、メンバーたちも「YO YO 四次元」と連呼し、笑いの絶えない取材となった。

 今回の活動を通して、さらにチームワークが深まった「A.C.E」。Zepp公演ではどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、ぜひ会場で確かめよう!




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