大人気のうちに放送終了したドラマ『私の名前はキム・サムスン』で、財閥2世のヒョン・ジノン役で人気の基盤を築いたヒョンビン(23)が、ドラマ終了後、これまで撮影中に感じたことを語った。

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まず、ヒョンビンは「去る4ヶ月間、撮影のために努力した俳優やスタッフに感謝します」と話し、「2ヶ月間、ドラマを見てくださった視聴者の皆様にも感謝いたします」と伝えた。

ジノンというキャラクターとして覚えてほしかったのだが、サムシクという名前で知られてしまい、残念だというが、彼にとって、『私の名前はキム・サムスン』の撮影期間は、とても幸せな時間だったそうだ。撮影のときは、自分と同じキャラクターとして演じるから幸せで満足していたし、結果が良かったので苦労を忘れるほど嬉しかったし、撮影期間の全てが思い出に残っていて楽しい。

ドラマの設定が財閥2生と、高卒の30代女性がはぐくむ愛の物語なので、荒唐無稽な感があるが、そんな点がこの作品の魅力となっている。不可能に思われる関係がドラマの中で見られ、これまでのドラマで見せてきた財閥2世の姿ではない、多少壊れた姿を見せ、視聴者から愛された。

ヒョン・ジノンは、劇中でサムスンにちょくちょく殴られる。財閥2世が平凡な30代女性に殴られるという設定は、どんなドラマでも見られなかった姿だ。

ヒョンビンは、「財閥2世がこんな風に殴られるという設定が、視聴者たちには新鮮で特異な姿と思われたと思います」と推測する。「一度はインターネットで、“サムシクはサムスンに105回も殴られた”という書き込みを読んだ」といい、「ホントに自分はたくさん殴られたものだ」と考え、驚いたという。

サムスンに殴られるのは演技だから仕方のないこと。ヒョンビンはサムスン役を演じるキム・ソナからも多くを学んだと語る。特にキム・ソナの集中力は、他の追従を許さないという。彼女の言葉を借りれば、台本は現場で読むそうだが、緻密な演技力を見せるそうだ。ヒョンビンがそう思う理由は、キム・ソナがNGを出すことがほとんどないからである。

サムシクが女性に大人気である秘訣を質問すると「僕が男性だから、女性の方々が喜ぶんです」と、少し突飛な答え。その言葉を聞いたキム・ソナは、「私も女性ファンは多いけど、じゃあ私は何なの?」といい、笑いの爆弾を飛ばした。

『私の名前はキム・サムスン』の撮影中の思い出のシーンは一つに選べないし、全てのシーンが思い出だそうだ。自分の演技について満足したことがないので、このドラマの全てのシーンをもう一度撮影しなおしたいという願望があることを明らかにした。隣にいたキム・ソナは驚きながら、「おおっ、私は絶対そうは出来ないわ」と言って笑いを誘った。

“サムシク”ヒョンビンと、“サムスン”キム・ソナは、劇中、コンビを組んでいただけ合って、互いの答えに関心をもって聞き入り、ドラマ終了を名残惜しんでいた。

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