ナナ(AFTERSCHOOL) の最新ニュースまとめ
「四子」は、俳優パク・ヘジンの1人4役に挑戦して韓国ドラマ史上例のないキャラクターを演じると期待されていたドラマだ。ことし1月から撮影を始めた「四子」は、取材陣を招待して記者懇談会を開き、撮影現場を公開するなど他のドラマとは違ったイベントを準備して話題を呼んだ。
ところが放送する局が変わったのに始まり、制作会社と制作陣とのいざこざや、出演者から降板の意志を伝えられるといった紆余曲折のあるドラマとなった。
●2017年12月に台本読み合わせ→2018年に撮影開始
「四子」の制作陣と出演者は、昨年12月15日に台本読み合わせをおこなった。台本読み合わせには、パク・ヘジン、ナナを始め、イ・ギウ、クァク・シヤン、キム・チャンワン、パク・クニョン、レン(NU‘EST)、ソ・ヒジョンといった出演者、チャン・テユPDと主なスタッフまで数十人が初めて集まった。
華やかなラインナップを誇り、海外でも本作に対する関心が高まる中、ことし1月に撮影をスタートした。「四子」側は異例の“取材陣招待”で記者懇談会と撮影現場の公開までおこなった。
●2018年4月に放送局の問題発生…MBCからTV朝鮮に変更話は出るも確定せず
ところが4月から雑音が聞こえ始めた。「四子」はことし下半期にMBCでの放送を議論していたが、それはかなわなかった。こういったケースは、しばしばあることなので、「四子」は新たな放送局を探し、TV朝鮮での編成議論が出て、TV朝鮮側では「前向きに議論している」と明らかにした。しかし現在まで確定はしていない。
●2018年7月に制作中断&賃金未払い騒動
5月まで「四子」は撮影現場を公開しながら広報を続けていたが、7月に制作中断と賃金未払い騒動が起こった。制作会社とチャン・テユPDのいざこざが、水面上に表れた。「四子」が制作を中断し、チャン・テユPDと連絡が途絶えたことを伝えた。一部の撮影スタッフは、賃金未払いを理由にチャン・テユPDが自費で撮影を進めてきたことを暴露した。
制作会社のビクトリーコンテンツは全てに反論。これに対してチャン・テユPDは制作会社の不誠実な対応で信頼が崩れたと明らかにした。チャン・テユPDは「何人かのスタッフが『公式に未支給を解決してほしい』という内容証明を送り、その資料はスタッフがそれぞれ共有している。したがって賃金未払いが制作中断の原因ではないという立場は、事実とは違う」と制作会社側の主張をさらに反論した。制作会社側は、全ての原因はチャン・テユPDが制作費を多く使い、制作会社に反する行動をしてきたとして法的対応を予告した。
続けて俳優キム・チャンワンが、契約金の未払いや撮影遅延などを理由に制作会社側に契約解除を通告したことが伝えられた。
●2018年8月23日にナナが降板意志を伝達
ナナの所属事務所PLEDIS関係者は「ドラマ『四子』側に契約解除通告書を送った。契約関係は合法に終了したことに間違いない」とし、「現在、法的な対応のために整理している」と明らかにした。
ビクトリーコンテンツ側は、ナナ側が一方的に通告し、一方的な契約解除は違法だと撮影現場への復帰を要求。「ナナは25日の台本読み合わせ、27日の撮影再開、10月末の撮影終了日程に女性主人公として責任もって誠実に臨んでくれることを期待します」と伝えた。
2か月ほどの間続いた撮影中断をやっと解決したのに、女性主人公が降板意志を明らかにし、再び非常事態となった。「四子」が直面した大きな壁を乗り越え、撮影を進められるのか注目だ。
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