ロシアに帰化したショートトラック選手アン・ヒョンス、選手生活を終え韓国帰国＝露メディア報道

ロシアに帰化した韓国出身のショートトラック選手アン・ヒョンス（ヴィクトル・アン/32）が、選手生活を終えて韓国へ帰国すると報じられた。

アン・ヒョンス（ヴィクトル・アン） の最新ニュースまとめ

　ロシア氷上連盟は5日（現地時間）、ロシアメディアとのインタビューで「残念ながらヴィクトル・アン（アン・ヒョンス）は、現役を引退した。ロシア氷上連盟は彼がロシアショートトラックに寄与したことに、とても感謝している」と明かした。

　また、現役引退を決定したアン・ヒョンスについて「連盟が提案したロシアのコーチ職を断った」と伝えた。

　なお、連盟によるとアン・ヒョンスは、家族のためにロシアでの生活を整理し、韓国で3歳になる娘ジェインちゃんを育てたい、と話しているという。

　アン・ヒョンスは、2006年トリノ冬季オリンピックで韓国代表として3つの金メダル（銅メダル1）を獲得。以降、2011年ロシアへ渡り、ロシア国籍を取得し2014年のソチ冬季オリンピックではロシア選手として3つの金メダルを獲得した。ロシアの冬季スポーツ”英雄”として、現地でも話題となった。