”ロシア帰化”スピードスケート選手のアン・ヒョンス(ヴィクトル・アン)、年金受給で物議に 「全額寄付した」(画像提供:wowkorea)
”ロシア帰化”スピードスケート選手のアン・ヒョンス(ヴィクトル・アン)、年金受給で物議に 「全額寄付した」(画像提供:wowkorea)
元スピードスケート韓国代表のアン・ヒョンス(ヴィクトル・アン/37)が過去、オリンピックメダル年金を一括払いで受け取ったことについて、「韓国で年金を先に受け取ってから帰化を決めたように誤って伝わっている」とし、一括払いで受け取った年金は「全額寄付した」と明かした。

アン・ヒョンス(ヴィクトル・アン) の最新ニュースまとめ

 アン・ヒョンスは7日、SNSを通して2011年6月ロシア出国後、ロシア氷上連盟会長から「帰化提案」をされたとし、「ロシアチームにいるロシア・オーストラリア二重国籍の選手を例に挙げて、(帰化を)提案された」と明かした。

 また「韓国・ロシアの二重国籍は可能だと思い、年金を一括払いで受け取ったのは事実。しかし、僕はその選手(ロシアチームにいるロシア・オーストラリア二重国籍の選手)のような特別事例には該当しないと知り、悩んだ末、良い環境でトレーニングできるチーム、僕を信じてくれる会長の思いを感じて、帰化を決定した」と言及。

 そのうえで「受け取った一括払い年金は返すべきだと判断し、心臓手術が必要な子どもとリハビリ・治療が必要なスポーツ界の後輩のために全額寄付した」と説明した。

 アン・ヒョンスは「帰化手続きが進んでいるという事実が8月ロシア発の記事として広まり、韓国では年金を7月受領した後、8月に帰化を決定したかのように誤って伝えられた」とし、「帰化が世間に知られたのは8月だが、7月中にはすでに決定していたし、手続きも進んでいた」と強調した。

 「30年間、スポーツだけの人生を送ってきた僕は、性格的にも声を上げるのが難しかった」と吐露したアン・ヒョンスは、「その結果、事実ではない部分がまるで真実かのように広まってしまった」と明かした。

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