ソウル市内のガソリンスタンド(資料写真)=(聯合ニュース)
ソウル市内のガソリンスタンド(資料写真)=(聯合ニュース)
【世宗聯合ニュース】韓国の統計庁が1日発表した消費者物価動向によると、10月の消費者物価指数は前年同月比2.0%上昇し、昨年9月(2.1%上昇)以来の高水準となった。上昇率は昨年10月から今年9月まで12カ月連続で1%台にとどまっていた。 穀物、野菜などの農産物や石油製品の価格が高止まりし、家計への負担が増した。 農産物価格が14.1%上昇し、物価の全体を0.63ポイント押し上げた。コメ(24.3%)、トマト(45.5%)、ネギ(41.7%)、ダイコン(35.0%)、粉トウガラシ(18.8%)などの価格上昇が目立った。 石油類は11.8%上昇し全体物価を0.53ポイント押し上げた。ガソリンが10.8%、軽油が13.5%、自動車用液化石油ガス(LPG)が11.0%、灯油が15.9%それぞれ上昇した。 個人サービス料金は2.2%上がり、全体を0.07ポイント押し上げた。 統計庁の担当課長は物価上昇率が2%台になった原因について、原油価格の上昇に加え石油類、穀物、農畜産物の価格が上昇したためと説明した。
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