5年前引退を宣言した映画女優シム・ウナ(33)の姿がTVで見られる。

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ケーブル・衛星TV映画チャンネルOCNは、“シム・ウナ特集”を用意し、草創期の作品『アチアッパ』をはじめ、『美術館の隣の動物園』『イ・ジェスの乱』『カル(Tell Me Something)』など、全4本のシム・ウナの代表作を8月3日から24日まで毎週水曜日の早朝5時から放送する。

劇中の“ユリ”“チュニ”“スグァ”“スヨン”など、個性的なキャラクターに変身したシム・ウナの多様な姿を続けて見られるチャンス。

8月3日に放送されるのは、シム・ウナの代表作『アチアッパ』(1995年作)。刑事と少女の愛を描いたアクションロマンス物で、無愛想でワイルドな刑事役をチェ・ミンスが演じている。劇中、シム・ウナは刑事に恋する19歳の“ユリ”役を演じ、多少ぎこちないが初々しく愛らしい姿を思い切り見せている。

10日には『美術館の隣の動物園』(1998年作)がお茶の間劇場を訪れる。
恋人に捨てられた男と、1人の男に片想いする女の恋を、淡々と描いたロマンス映画で、個性的なストーリーと、奇抜なセリフ、さわやかな映像、俳優たちの演技までがうまく調和した秀作である。

特にシム・ウナはこの作品で大鐘賞映画祭の女優主演賞・人気賞を手にし、栄光をその胸に抱いた。

17日にはイ・ジョンジェと共演した『イ・ジェスの乱』(1999年作)が、24日にはハン・ソッキュと呼吸を合わせた『カル(Tell Me Something)』が相次いで放送される。

彼女は1901年、済州島で実際に起こった、天主教徒たちと、住民たちの間に起こった衝突事件を扱った時代劇『イ・ジェスの乱』で、愛する人を戦場にいかせなければならない悲運の女性“スクァ”役を演じ、イデオロギーの残酷さと戦争の痛みをうまく表現した。

また、猟奇的な連続殺人事件と、これを捜査していく刑事の物語を描いたミステリースリラーの『カル(Tell Me Something)』では、背筋も凍る2つの顔を持つ女性の役をうまくこなし、これまでの少女的なイメージを打ち破り、異色の演技的変身に成功した。

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