肝がん闘病の父親に肝移植…海兵隊キム・テヒョン上等兵＝韓国

韓国海兵隊1師団に服務中のキム・テヒョン上等兵（1230期）が肝がんで闘病中の父親に肝臓を移植していたことが分かった。

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　4日、海兵隊によると、2連隊義務中隊所属のキム上等兵は昨年11月、父親（48）が肝がん判定と受けると家族との話し合いの末に自身の肝臓移植を決心した。

　部隊にこうした事実を報告したキム上等兵は昨年12月、ソウル市内の大学病院で肝移植の手術を受け、その後、父子共にはやい回復を見せているという。

　キム上等兵は「両親に少しでも報いることができた。国民のために一体を投げるように、両親のための良い機会となっただけ」と伝えた。

　海兵隊はキム上等兵を義兵に転役させる方案を検討している。