何の予告か…年始から「防弾少年団」が公開する謎の言葉・映像が話題に！「Smeraldo Books」とは？

去る6日、韓国アイドルグループ「防弾少年団（BTS）」が新たなTwitter（ツイッター）アカウント「＠Smeraldo_Books」を開設し、メンバー個々人の映像・文章を公開しながら新プロジェクトの開始を予告している。

BTS（防弾少年団） の最新ニュースまとめ

　Twitterアカウントでは「Smeraldo_Books」について、「“伝えられなかった真実”という花言葉を持つスメラルドから名づけられました。スメラルド・ブックスが作る本を通して、真実を届けられるよう最善を尽くします」と説明されている。

　ちなみにスメラルドとは実在しない架空の花で、※バンタン・ユニバース（BANGTAN UNIVERSE）でのみ存在しているようだ。この花は、2013年6月12日、「防弾少年団」のデビューと同時に発見されたと設定されている。

　※「バンタン・ユニバース」はBigHitによって創られたもう一つの世界で、メンバーそれぞれがキャラクターとして登場するストーリーシリーズだ。メンバーは本名で登場するが、ストーリーは現実とは異なるフィクション。ミュージックビデオ（MV）、短編映画、短編小説、ポスター、アルバムノートなどで描かれる。今回登場した「Smeraldo Books」はこのバンタン・ユニバースを拡大するプロジェクトだと囁かれている。

　以下は2019年1月16日現在までに公開されているメンバーのメッセージ＆映像。メッセージは日本語でも掲載されている。


■JIN（ソクジン）
「あらゆる失敗と過ちを正して、みんなを救えるだろうか。僕のこの問いかけの重みを推し量ることさえできなかった。SeokJin,、5月2日、2022年」

部屋のカーテンを開ける映像


■SUGA（ユンギ）
「車はぎりぎりのところで俺をかすめて通り過ぎた。酔いの中で俺は気を引き締めることができなかった。そのうち、ピアノの音がもう聞こえてこないことに気付いた。ユンギ、4月7日、2022年」

車が猛スピードでユンギの横を過ぎていく映像

「火のついたシーツは一瞬にして燃え上がった。この世で見る最後の風景、それは汚くてひっそりとした部屋、真っ赤な炎と揺らめく熱気、そしてジョングクの歪んだ顔だった。ユンギ、5月2日、2022年」

燃え上がる部屋のなかにいるユンギの映像


■RM（ナムジュン）
「ソクジン兄さんは依然として僕の視野の外から一歩も動かなかった。近づくことも話しかけることもしなかった。ナムジュン、4月11日、2022年」

お金を拾い、動かずソクジンを見つめる映像


■JUNG KOOK（ジョングク）
「電話の着信音が鳴ったのは、まさにその時だった。遠い夢から覚めたように一気に我に返った。携帯電話を取り出した。ユンギ兄さんだった。ジョングク、4月11日、2022年」

建物の屋上で微笑む映像


■J-HOPE（ホソク）
「母は僕にチョコバーを出して言った。『ホソク、これから10まで数えて目を開けるのよ。ホソク、7月23日、2010年」

過去を映したような映像

「ナルコプシーは場所を選ばなかった。そんなふうに倒れた日は母の夢を見た。いつもと同じような内容だったが、母とバスに乗ってどこかにいく夢だった。ホソク、5月10日、2022年」

道端で倒れてしまうホソクの映像


■JIMIN（ジミン）
「今日、僕は初めて嘘をついた。医者の目を見ながら、落ち込んでいるふりをして言った。『何も覚えていません』。ジミン、9月28日、2020年」

病院のような場所で検査を受ける映像


■V（テヒョン）
「父ではなく、いっそのこと俺自身を殺したかった。そうすることさえできたら、今すぐにでも死んでしまいたかった。テヒョン、5月20日、2022年」

部屋で座り込む映像


　また、1月14日には「防弾少年団」とみられる7人の人影と「COMING SOON」と書かれたポスターイメージも投稿された。

　詳細はまだはっきりとしていないが、ファンたちはBigHitの新事業なのか、彼らの軌跡を辿る本の出版なのか、ニューアルバムのスポイラーなのか、さまざまな予想を挙げている。「Smerald Books」の動向から目が離せない状況だ。