＜アジア杯2019＞パウロ・ベント韓国代表監督「競技力がよくなかった…効率的な試合運びが必要」

男子サッカー、韓国代表のパウロ・ベント監督（49、ポルトガル出身）がバーレーン戦の競技力について「よくなかった」とし、「効率的な試合運びをする必要がある」と述べた。

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　韓国は22日（日本時間）、アラブ首長国連邦（UAE）ドバイのアール・ラーシド・スタジアムでおこなわれたバーレーンとの「AFCアジアカップ2019」決勝トーナメント1回戦で、延長前半16分に放たれたキム・ジンス（26、全北現代モータース）の決勝ゴールで2-1で勝利、6大会連続の8強入りを果たした。

　試合後、ベント監督は「競技力がよくなかったのは事実だ。簡単なパスでミスが多く、相手に有利な条件を与えてしまった。攻撃を展開する際、効率的にできるように努力しなければならない」と冷静に振り返った。

　この日韓国は70%近いボール支配率を誇ったが、数度のパスミスで難しい試合となった。結局、韓国は延長戦にまでもつれ込み、接戦の末に勝利することができた。

　ベント監督は「選手たちの体が重かった点は弁明する余地がない。選手ごと違った体の状態にある」としながら、「いまから休息と回復に神経を注ぎ、ベスト8戦に備えてしっかりと準備する」と明かした。

　後半44分にイ・スンウ（21、エラス・ヴェローナ）を投入したことに関しては「チームに活気を吹き込むために投入した。イ・スンウはボールに向かう動きもよく、守備的にも力を添えてくれるだろうと考えた。延長戦も念頭に置いていた」と説明した。

　なお、韓国は来る25日午後10時より、カタールとベスト4をかけて対決する。