“ゴルフの女帝”パク・インビ、韓国初の女性IOC委員となるか…IOC側8日にアスリート委員選挙結果を発表

「ゴルフの女帝」パク・インビ（朴仁妃、36）が挑んだIOC（国際オリンピック委員会）アスリート委員の投票結果は8日に出る見通しだ。

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パリ五輪組織委員会は8日午後（現地時間）にフランス・パリのパレ・デ・コングレ・ド・パリに設けられたメインプレスセンター（MPC）でIOCアスリート委員選挙の当選発表と記者会見が行われると、5日明らかにした。

今回の五輪期間には、2016リオデジャネイロ大会の時に当選したユ・スンミン大韓卓球協会長をはじめ、任期が終わるIOCアスリート委員の後任4人が選手投票で選出される。

LPGA（米女子プロゴルフ協会）ツアーでメジャー7勝を含め、通算21勝を収めたパク・インビは、昨年、射撃のチン・ジョンオ（現国会議員）やバレーボールのキム・ヨンギョンらとの競争を経て韓国を代表する候補に選ばれ、今回の選挙に出馬した。

パク・インビをはじめ、世界中から29人のアスリートが今回の選挙に出馬した。米陸上短距離スターのアリソン・フェリックス、フェンシング男子サーブル団体戦3連覇を収めたアロン・シラーギ（ハンガリー）が特に強力なライバルだ。

パク・インビも先月22日にフランス入りし、翌日から遊説活動に入った。第2子を妊娠したパク・インビは身重にもかかわらず、選手村のあちこちを回りながら各国の選手たちに会って支持を呼び掛けた。

4日には五輪男子ゴルフの最終ラウンドが行われたルゴルフ・ナショナルを訪れ、選手たちに会ってエールを送った。

パク・インビが当選すれば、イ・ギフン大韓体育会長、キム・ジェヨル国際スケート連盟（ISU）会長とともに、韓国はIOC委員3人を維持することができる。また、韓国初の女性IOC委員にもなる。