韓国歌手V.I(BIGBANG、28)とチョン・ジュンヨン(30)ら男性芸能人のカカオトークのグループトークルームに「警察総長が面倒見てくれる」とみられる会話があることが確認された。(提供:news1)
韓国歌手V.I(BIGBANG、28)とチョン・ジュンヨン(30)ら男性芸能人のカカオトークのグループトークルームに「警察総長が面倒見てくれる」とみられる会話があることが確認された。(提供:news1)
韓国歌手V.I(BIGBANG、28)とチョン・ジュンヨン(30)ら男性芸能人のカカオトークのグループトークルームに「警察総長が面倒見てくれる」とみられる会話があることが確認された。

V.I(スンリ)(元BIGBANG) の最新ニュースまとめ

 カカオトークの会話では、“警察総長”と表現されており、実際の“警察庁長”を意味するのかは捜査を通じて確認すべきことのようだ。

 カカオトークの会話がなされた当時の警察庁長やソウル地方警察庁長が挙げられたが、実際にチャット参加者が称している“警察総長”がどのような警察なのかは、14日に予定されているV.Iとチョン・ジュンヨンの取り調べで確認できる見込みだ。

 警察は13日、緊急記者懇談会を開き、「2016年7月のグループチャットの内容に“警察総長”という言葉が使われており、店関連の苦情で“警察総長”が(処理するから)心配するなというニュアンスの会話があった」と明らかにした。

 またこの日の午前、CBSラジオ「キム・ヒョンジョンのニュースショー」に出演した弁護士のパン・ジョンヒョン氏は「芸能人の不正レベルで終わらせるのではなく、警察官の癒着関係が非常に疑わしい状況が多く含まれている」とし、「私の判断ではあるが、警察官の癒着を暗示する内容は直接的だった。署長レベルではなく、もっと上の人だ」と述べた。

 “警察総長”という単語が出てくるグループチャットには、V.Iやチョン・ジュンヨンを始め、クラブBurning Sunのスタッフなど計8人が参加していたという。また“警察総長”という単語が出てくるのは、1回だけだったと伝えられている。

 警察の高位関係者は「その当時カカオトークにある内容前後を見てみると『隣の店が、うちの店の内部の写真を撮った。だから警察総長がそういった部分について面倒見てくれる』という内容がある」と説明。

 ただこの発言をした人は、“検察”総長を“警察”総長と間違った可能性も排除できない。まだ“警察総長”が誰なのかを特定するのは早いという。当時の警察庁長はカン・シンミョン元庁長、ソウル地方警察庁長はイ・サンウォン元庁長だ。

 ミン・ガプリョン警察庁長は「まるで面倒を見ているかのようなニュアンスの表現が出てきているので、関連がないのか徹底して捜査している」とし、「まずは内偵段階から進めていく」と述べた。

 ただ警察は、情報提供されたグループチャットの内容が一部だけで全体ではないので、追加で捜査が必要だという。警察関係者は「全体の内容については令状を受け取って捜査をする予定だ」と説明した。

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