KTが上半期中にリアルタイム放送を除くインターネットテレビ(ITPV)サービスを開始する。同社が28日に明らかにした。
 IPTVサービスは大きく、ストリーミング放送、ビデオ・オン・デマンド(VOD)、双方向インターネットの3つに分けられる。KTは、規制問題上ストリーミング放送は難しいと判断し、残り2つのIPTVサービスを提供する方針だ。同社のVODサービス「メガパスTV」を含め高画質サービスを提供するほか、下半期には通信インフラが未整備の地域を対象に「メガパスTV」を単独のVOD形態で運営し、ダウンロード方式でサービスを提供するという。

イ・ヨン の最新ニュースまとめ

 同社のIPTV事業を総括するイ・ヨンヒ本部長は、上半期中に提供するサービスは完全なものではないが、VODを利用し教育やショッピング、金融などさまざまなインターネットサービスを提供するとし、ほとんどのIPTVサービス利用が可能だと説明した。

 一方、VODサービス「ハナTV」を運営するハナロテレコムも、最近IPTVサービス提供に向けセットアップボックス供給企業の選定を進めるなど、サービス準備を加速化している。

 ストリーミング放送を除いてもIPTVが実現するほぼすべてのサービス提供は可能となるため、にケーブルテレビ業界からは「放送の範囲に入る」と反発の声が強く上がっている。今後は放送業界と通信業界の対立が深まるものと思われる。


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