【水原聯合ニュース】薬物を使用した疑いで大手乳業会社・南陽乳業創業者の孫、
ファン・ハナ容疑者が逮捕された事件が芸能界にも広がりそうな気配だ。捜査当局は7日、同容疑者が自身の逮捕状を発付するかどうかを決める6日の令状審査で「芸能人の知人から(薬物を)勧められ、使用するようになった」と証言したことを明らかにした。 ファン容疑者の証言を受け、警察当局はこの芸能人に対する捜査を開始した。現在のところ、同容疑者が事件関連で言及した芸能人は一人とされる。ただ、今後の同容疑者に対する取り調べなどで他の芸能人や、このところ薬物事件で世間を騒がせている財閥創業家関係者らの名前が出る可能性もある。 ファン容疑者は2015年5~9月にかけて複数回にわたり覚醒剤を使用したほか、昨年4月に法律で禁じられている薬物を使用した疑いが持たれている。 これまで同容疑者は捜査に非協力的だったが、逮捕を機に事件について多くを語るようになることも考えられる。 ファン容疑者は15年11月に薬物事件で立件されたが、ソウル・鍾路警察署は17年6月、証拠不十分を理由に同容疑者を不起訴相当の意見を付けて送検。その後、同容疑者は嫌疑なしと判断された。 ファン容疑者については、過去に自身の父親が警察庁トップと親しいと発言したされることなどがメディアで報じられている。同容疑者は人気グループJYJのユチョンさんの元恋人としても知られる。17年4月に結婚すると発表していたが、その後破局した。護送されるファン容疑者=(聯合ニュース)[
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