国税庁が芸能人などの税務調査に乗り出した=(聯合ニュース)
国税庁が芸能人などの税務調査に乗り出した=(聯合ニュース)
◇国税庁 芸能人ら176人対象に税務調査 韓国国税庁は10日、芸能人や人気ユーチューバー、海外で活躍するスポーツ選手など高額納税者176人を対象に一斉に税務調査に着手した。これらの人物はIT(情報技術)・メディア技術の発達などにより高額の所得を得ているが、これまでの基準では税務調査の対象にならない新しい業種の収入のため、課税の対象外に置かれているとの指摘が絶えなかった。国税庁は家族や関連人物も調査対象に含め、資産の形成過程などを詳しく調べる方針だ。◇韓米首脳会談 「早期収穫」で合意なるか 文在寅(ムン・ジェイン)大統領とトランプ米大統領は11日(米東部時間)、米ワシントンで首脳会談を行う。両首脳は膠着(こうちゃく)状態に陥った米朝交渉のモメンタム(勢い)を取り戻し、非核化に向けた解決策を模索する予定で、今回の会談を機に韓米が非核化の具体的なロードマップを描けるかが最大の関心事となっている。韓国青瓦台(大統領府)は先ごろ、非核化の具体的方法の一つとして非核化の進展に必要な中間段階での取引を指す「早期収穫(アーリーハーベスト)」を提案しており、非核化の段階に応じて見返りを北朝鮮に提供する方式が今回の会談で議題に取り上げられるかも注目される。◇昨年の家計余裕資金が過去最低に 民間消費増加が影響 韓国銀行(中央銀行)が公表した統計資料によると、2018年の家計および非営利団体の純資金運用規模(余裕資金)は49兆3000億ウォン(約4兆8000億円)で、前年(50兆9000億ウォン)を下回り、09年の統計開始以来最低となった。韓国銀行の関係者は「民間消費の緩やかな増加傾向により、純資金運用規模が前年比で小幅縮小した」と説明した。 ◇JYJユチョンさん元恋人 警察が過去の薬物使用を見逃し? 薬物を使用した疑いで逮捕された大手乳業会社・南陽乳業創業者の孫、ファン・ハナ容疑者が2015年に麻薬類管理法違反容疑で立件された際、警察が同容疑者の家柄を認識していたことが明らかになった。当時の捜査記録を確認した結果、共犯として逮捕された人物がこのような事実を供述していたという。警察関係者は「当時警察がファン容疑者の取り調べを行わなかったことに、共犯の供述が影響を及ぼしたかを綿密に調べる計画だ」と述べた。同容疑者は人気グループJYJのユチョンさんの元恋人としても知られる。17年4月に結婚すると発表していたが、その後破局した。
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