カラム(ASC2NT) の最新ニュースまとめ
3DAYSの中日となる5月11日(土)は東京・ラパン・エ・アロにて、“ファンミーティング Vol.1”を開催。YumiをMCに迎え、ライブパフォーマンスや楽しいトーク、企画コーナーでファンを魅了しながら、感動的な時間を作り上げた。
この日は、昨年、韓国の音楽チャートで1位を席巻した「Way Back Home」(SHAUN)のライブステージでオープニングを飾り、「カラムでございます。よろしく!」とあいさつしたカラム。「1部、楽しかったんだけど、また時間が過ぎたっていう寂しさも出てきて…。2部も全力で、楽しく楽しく過ごしたいなと思います!」と意気込み、2部公演をスタートさせた。
ちなみに、この回は客席に初めて来たという人が1人もいないという、完全にホーム状態。「完ぺきに味方だね、よしっ!」と気合を入れたカラムは、オープニング曲を「Way Back Home」にした理由について、「つらいことがあっても、何があっても、自分が戻れる場所があるというメッセージもある曲なので」と明かし、「皆さんがいるところが僕のホームです」と笑顔を見せた。
また、「大国男児」ではダンス担当だったが、ソロ活動を始めてから、舞台出演などで歌唱力がめきめきとアップし、好評を博しているカラム。「皆さんの愛かな(笑)。あと、ほかのメンバーたちにも認めてもらいたくて頑張ったのもあります」とファンとメンバーの存在が力になったと話し、特にメンバーとの思い出話を楽しそうに話しているのが印象的だった。
次のコーナーでは、日本の舞台の世界で、初めてこういう役者になりたいと思った先輩だという、ミュージカル「GRIEF 7」で共演した米原幸佑がスペシャルゲストとして登場。
カラムの印象について、米原が「真面目なんだけど、後ろからついてくる子犬みたいな感じ」と言うと、「何でも教えてもらいたくて」とカラム。そんな子犬のようなカラムに米原は「キュンキュンしてしまって。可愛いな~と思って(笑)」と仲の良い、ほほ笑ましい様子を見せた。
そして、打ち上げのバーベキューの思い出なども面白おかしく振り返るなど、笑いの絶えないトークを展開した後、米原は“俳優カラム”について、「スイッチの切り替えがすごいです。さっきまで子犬のように走り回っていたかと思うと、お芝居が始まったら、パッと集中して」と大絶賛。
カラムが米原とまた共演したいと言うと、9月に「GRIEF 7」の続編が上演されるが、米原は「カラムが演じたリュウという存在を生かしつつ、話を展開していくと思いますが、最終的にはカラムに帰ってきてもらいたい。だから、カラムが帰ってくるまで『GRIEF 7』は続けたいです。ファンの皆さんも、カラムが帰ってくるまで、『GRIEF 7』が続くように応援よろしくお願いします」とファンに求め、カラムに対しては「僕も含め、日本で待っている人たちがいっぱいいるので、元気に帰ってきてほしいです」と温かいエールを送った。2人のやり取りから、先輩をはじめ、周りから可愛がられるカラムの人柄が垣間見られた。
続くコーナーでも、これまでの懐かしい写真や動画を見ながら、当時を振り返るというもので、思い出話に花を咲かせたが、一番盛り上がったのは、カラムがボウリングでストライクを出したときの映像。そのときの様子をステージでも再現したほか、カラムがボウリングでの「大国男児」メンバーたち全員の特徴をモノマネし、会場は大爆笑の連続だった。
ライブステージでは、日本語が上手すぎるカラムではあるが、「やっぱり感情を一番上手く表現できるのは韓国語なので、より感情を出せる曲を届けたい」と、韓国の曲を選曲。まずは、以前の自分の姿を思い出しながら、いまの些細な幸せを探しているという内容の歌詞が印象的なバラード「Green Light」(ポール・キム)をグリーンライトの照明の中、幻想的な雰囲気で熱唱。
続けて、「これから大変なことがあって、つらいかもしれないけれど、一緒に手をつないで、いつかは目的地にたどりついて、いい景色が見られるからっていうメッセージが込められている曲なので、皆さんの前で歌いたいと思いました」とバラード「上り坂」(ユン・ジョンシン)を披露。この曲は女性歌手ジョンインがカバーしていることから、前半は原曲キー、後半は女性のキーでドラマチックに歌い上げ、カラムの感情を揺さぶる歌声、全身で歌う姿にファンはくぎ付けとなった。
次は、カラムとファンが思い出を語り合うコーナー。イベント前、ファンがカラムとの思い出を紙に書いてBOXに入れたが、それを時間のある限り、次々と紹介。それぞれ、何がきっかけでカラムに一目惚れし、ファンになったのか、ということを語り合いながら、カラムとファンがコミュニケーションを図り、この日会場に集まったファンの“カラム愛”を改めて感じる時間となった。
その後、プレゼント大会では、カラムがその場でチェキを撮影。その生写真にサインを入れ、客席に下りて、抽選で選ばれたファンに直接手渡しし、さらにリリースイベントで着ていた衣装も幸運な1人にプレゼントされた。
さらに、客席全員に再びカラムから歌のプレゼント。「わがままばかり言ってた僕をそっと受け取めてくれた…」という歌詞で始まる、ファンに向けて作られた「I‘m sorry」が届けられ、ファンは歌詞の意味を噛みしめながらうっとり聴き入った。
イベントは終盤に入り、感動のクライマックスは、カラムがファンへの感謝の思いを込めた手紙を朗読する一コマだった。「皆の前で歌ったり踊ったりトークしたりすることが僕は本当に大好きです。こうやってステージから、皆の笑っている顔を見られて、本当に幸せだと思います。泣いている人もいるけど、幸せな涙だよね?日本にしばらく来ることができなくなるけど、こうやって過ごした時間があるから僕は寂しくないです…。ちょっと寂しいけど…。それに日本には来られないけど、すぐに軍隊に行くわけじゃないので、まだまだ韓国でも活動するし、皆と韓国でも会えたらいいなと思っています」と伝え、「皆さんと一緒に過ごしてきたこの時間は僕の宝物です。何があってもずっと一緒だから、寂しくはないし、また会えるっていう楽しみがあるから、僕は韓国で頑張ります。きょう来られなかった皆さん、遠くから応援してくれている皆さんも、本当にありがとう。家族や友達、メンバーも本当にありがとう。きょうここに来てくれた皆さん、そしてYumiさん、米原さんも本当にありがとうございます。いま僕が見ている風景を自分の目で写真に撮って、心に飾っておくね。これからもずっとずっと一緒に過ごしていこう。また会えるっていうことを楽しみにして、皆も体に気を付けて、笑顔で過ごしてください。きょうは本当に本当にありがとう。大好きだよ。カラムより」と読み上げると、会場には涙を流す人の姿もあちこちに見られ、大きな感動に包まれた。
そして、最後の歌は、軍隊に行く前にライブができたら、絶対歌おうと決めていたという「家族写真」(キム・ジノ)を選曲。「僕の気持ちをこの曲に全部入れて歌いますから、涙が出るのはしょうがないけど、それでも笑いながら、バイバイしよう」と曲フリをしたカラム。スクリーンには、歌詞の字幕はもちろん、前半はカラムが幼い頃の幸せそうな家族写真、後半はカラムには家族のような存在の大国男児メンバーたちの写真が映し出され、カラムの切なく心に響いてくる歌声と相まって、感動は最高潮に達した。
「すぐ行ってきますから、もっと周りにいる人、家族、僕のことも含めて、この先もお互いに大事に思いましょう。きょうは本当にどうもありがとうございました」と深くおじぎをしたカラム。会場はしんみりとした雰囲気に包まれていたが、最後は恒例の“ラムチュー”ポーズで笑顔いっぱいに会場が一つとなり、ファンミーティングは幕を閉じた。
カラムは歌、トーク、手紙で十分にいまの気持ちをファンに伝え、ファンもそれをしっかり受け取り、改めて絆を強めた今回の公演。お互いにまた一つ、最高の思い出を胸に、再会を楽しみに待つことだろう。
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