韓国　けさのニュース（７月２日）

◇正恩氏と会談したトランプ氏「近くまた会えるのが楽しみ」　トランプ米大統領は１日（米東部時間）、ツイッターに「週末、北朝鮮の金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長（朝鮮労働党委員長）と一緒に過ごせて本当に良かった。われわれは素晴らしい対面をした。近くまた彼に会うことを楽しみにしている」と投稿した。また、交渉チームが長い間取り組んできた問題に対し一定の解決策を見いだすために会うとしながら、「急がない。だが、われわれは究極的にそこへ到達すると、私は確信する！」と自信を示した。◇ユチョン被告きょう判決公判　覚せい剤使用　覚せい剤を使用したとして麻薬類管理に関する法律違反の罪に問われた韓国の人気グループＪＹＪの元メンバー、パク・ユチョン被告（３３）の判決公判が２日午前、水原地裁で開かれる。６月１４日に開かれた公判で、検察はパク被告に懲役１年６カ月、追徴金１４０万ウォン（約１３万円）を求刑した。パク被告は今年２～３月、大手乳業会社・南陽乳業創業者の孫で、元交際相手のファン・ハナ被告（公判中）と覚せい剤０．０５グラムずつを３回にわたり購入し、６回に分けて使用した罪などで起訴された。◇米国の交渉案に注目　「核凍結」へ目標修正も　トランプ米大統領が北朝鮮の金正恩委員長との会談で実務交渉再開に合意したことで、米国がどのような交渉案を提示するかが注目される。実務交渉を行う米国務省のビーガン北朝鮮担当特別代表が「柔軟なアプローチ」を掲げて融和のメッセージを送る中、これまでトランプ氏が求めてきた「ビッグディール（大きな取り引き）」とどのように融合させ、実務交渉を通じて意味のある結果を引き出すかが今後の朝鮮半島非核化と平和プロセスの風向きを決める見通しだ。トランプ政権内部で核凍結を骨子とする新たな非核化交渉のシナリオが検討されていると米メディアが報じたことで、米国が「完全な非核化」から目標を下方修正するのではないかとの観測も出ている。◇「ナッツ姫」母娘きょう判決　家政婦違法雇用　　外国人家政婦を違法に雇用したとして出入国管理法違反などの罪に問われた大韓航空元副社長の趙顕娥（チョ・ヒョンア）被告と母親の李明姫（イ・ミョンヒ）被告の判決公判が２日、ソウル中央地裁で開かれる。両被告は２０１３年から１８年初めにかけて、フィリピン人女性１１人を大韓航空の研修生と偽って入国させ、自宅で家政婦として違法に雇用した罪で起訴された。検察は李被告に罰金３０００万ウォン、趙被告に罰金１５００万ウォンを、大韓航空には罰金３０００万ウォンをそれぞれ求刑した。