康長官(左)とポンペオ長官(コラージュ)=(聯合ニュース)
康長官(左)とポンペオ長官(コラージュ)=(聯合ニュース)
◇韓国「日本の措置は韓米日協力に望ましくない」 韓米外相が電話会談  外交部は11日、康京和(カン・ギョンファ)同部長官が前夜にポンペオ米国務長官と電話で会談し、韓日関係などを話し合ったと説明した。康氏は「日本の貿易制限措置は韓国企業に被害を与えるだけでなく、世界の供給体系を乱して米国企業はもちろん、世界の貿易秩序にも否定的な影響を及ぼしかねない」と指摘した。また、「韓日両国間の友好協力関係と韓米日3カ国協力にも望ましくない」と懸念を表明した。◇朝鮮半島有事の際の自衛隊投入可能に?国連軍司令部が推進か 米軍が主導する国連軍司令部が、朝鮮半島有事の際に戦力の提供を受ける国に日本を含めることを推進しているもようだ。米国が同司令部の後方基地7カ所が置かれている日本と合意すれば、有事の際に自衛隊が朝鮮半島に投入される道が開けることになる。これについては韓国国民だけでなく北朝鮮や中国などの周辺国も反発するとみられ、波紋が予想される。◇日本の輸出規制 サムスンの次世代技術に打撃も  サムスン電子が大規模な投資を発表した極端紫外線(EUV)工程技術が、日本の輸出規制強化により大きな影響を受けるとの懸念が高まっている。既に日本の対韓規制強化が確定したEUV用のフォトレジスト(PR、半導体の基板に塗る感光材)は日本企業以外に切り替え可能な企業がなく、新たに規制強化の可能性が提起されるマスクブランクスも、EUV用製品を日本企業が独占生産しているためだ。サムスン電子が注力しているEUV技術は細かい工程が必要な次世代技術であり、韓国国内で生産されるマスクブランクスでは日本の先端製品を代替できないというのが業界の分析だ。◇来年度の最低賃金審議 きょう議決へ 労使双方の委員や有識者で構成する最低賃金委員会は11日、来年度(1~12月)の最低賃金を決めるため議決を試みる見通しだ。前日に開かれた会議で労使が提出した修正案は、労働者側が9570ウォン(約880円、14.6%引き上げ)、経営者側が8185ウォン(2.0%削減)で、依然として隔たりが大きい。この日の会議で最低賃金の議決が行われる場合、労使の合意ではなく公益委員が提示した金額が票決を経て議決される可能性が高い。◇歌手ユ・スンジュンの韓国入国許可 きょう最高裁判決 米国市民権を取得したことにより兵役逃れとみなされ、韓国入国を禁じられている歌手のユ・スンジュンさんが在ロサンゼルス韓国総領事館を相手取って査証(ビザ)発給拒否の取り消しを求めた訴訟の大法院(最高裁)判決が、11日午前に言い渡される。米国の永住権を持ち、韓国で歌手として活動していたユさんは、軍入隊前の02年1月に韓国国籍を放棄して米国の市民権を取得。兵役逃れと非難する世論が強まり、法務部はユさんの韓国入国を制限する措置を取った。
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