女子フィギュアスケートのキム・ヨナ選手は17日、「10月からの来シーズンに備え、椎間板(ついかんばん)ヘルニアの治療や体力トレーニングなど、故障防止に重点を置いている」と近況を伝えた。同日ソウルで開かれた記者懇談会で語ったもの。 
 キム選手は、先月東京で開催された国際スケート連盟(ISU)フィギュアスケート世界選手権で銅メダルを獲得した。現在、はりを用いた腰治療や体力増強に力を入れており、スケートリンクでの練習は週に3~4回程度で時間も短いという。

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 キム選手は「腰はだいぶ良くなったが、完治はしていない。最近は、これまでよりさらに強いはりを打っている。まだ安心できるほどではないが、すぐに良くなるものと思う。用心している」と話した。技術的な部分については、スパイラルやスピンなど、前回の競技で見つかった弱点を強化し、来シーズンにはさらに上達した演技を見せたいと抱負を語った。新プログラムについては、まだ決まっていない答えた。

 前シーズンに世界トップクラスの競い、何を学んだかと尋ねられると、「たくさん経験を積んだし、オリンピック金メダリストからショーマンシップも学んだ」と述べた。今年も有名選手とともにリンクに立てて光栄だとし、多くの応援を求めた。

 キム選手は今月末、日本でジャパンオープン2007に出場する。来月初めにはカナダで来シーズンの準備に入る予定だ。


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