文大統領は文化革新フォーラムのほか、最高経営責任者(CEO)サミットにも出席した。CEOサミットで演説する文大統領=25日、釜山(聯合ニュース)
文大統領は文化革新フォーラムのほか、最高経営責任者(CEO)サミットにも出席した。CEOサミットで演説する文大統領=25日、釜山(聯合ニュース)
【釜山聯合ニュース】韓・東南アジア諸国連合(ASEAN)特別首脳会議初日の25日、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)は南部・釜山の展示コンベンションセンター、BEXCOでの「韓・ASEAN文化革新フォーラム」に出席した。対話関係を築いてから30年になる韓国とASEANの協力関係を評価し、文化協力を通じた共存共栄へ意欲を示した。

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 文大統領はASEANの文化コンテンツの潜在力は限りないとしながら、韓国がASEAN文化コンテンツのパートナーとなり、共に世界へ進出していこうと呼び掛けた。そのために文化革新フォーラムの定期的な開催や子どもが芸術に親しめる公教育の拡大に取り組むと述べた。

 フォーラムにはタイとラオス、ミャンマーの首脳や、各国の政府と機関、企業などの関係者約600人が出席した。最初のセッションでは韓国の人気グループBTS(防弾少年団)の生みの親として知られる大手芸能事務所ビッグヒットエンターテインメントの房時赫(パン・シヒョク)代表が、K―POPなどコンテンツのパワーと、ASEANの成長をけん引する影響力あるコンテンツの条件などをテーマに講演した。

 韓国青瓦台(大統領府)はこのフォーラムを「韓流文化コンテンツと情報通信技術、ASEANの潜在力が結びつけば新たな成長エンジンになり得るという可能性を確認した」と評した。


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