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ムン・ジョンヒョクが野外撮影場に登場すると、俳優よりもファンたちが先に来て彼を待ち、彼のちょっとした身振りや一言にも、少女ファンたちが感性を上げるので撮影が出来ないくらいだという。
去る8日、京畿道(キョンギド)トクソのあるセット場で行われた撮影でも、ファンたちが大勢集まり、当初予定されていた撮影時間の9時を大幅にオーバーして12時からはじめられた。
ムン・ジョンヒョクが現れる野外撮影場にはいつも大勢のファンが絶え間なく続く。撮影をしようにも、ファンたちの叫び声のせいでサウンドに問題が生じ、興奮した少女ファンたちを落ち着かせようとスタッフは汗だくになる。
ムン・ジョンヒョクと関するこうした騒ぎのため、制作陣は対策会議を開くほどで、ムン・ジョンヒョクの人気の代償を払いつつ、幸せな悩みに陥っている。
ファンたちの積極的な反応にムン・ジョンヒョクは、動揺することなく任された役を完璧にこなすための努力をしているというのが制作陣の説明。『6月の日記』は、彼の初主演作映画で、作品に対する期待は高い。
演技に入る前に、監督と制作陣の意見をしっかりチェックし、自ら人物を分析して『新入社員』で見せた演技よりもさらにいい姿を見せるために努力している。
「監督、僕がドンウクだったら、この場合はこうします」と、積極的に自分の意見を明らかにし、それを演技に反映させたりする。
映画とグループ<SHINHWA(シンファ/神話)>の活動、CMのスケジュールなどで多忙な毎日を過ごしているが、暇があればアクションスクールに寄って、映画に必要な動作を覚えている。彼にアクションを教えている武術監督は、「ジョンヒョクさんはもともとスポーツをやっていて、鍛えられた体を持っている」「教えた動作もすぐに覚え、優れた運動神経を誇っている」と評価した。
「劇中の役である新世代刑事キム・ドンウクは、カッコに生きてカッコに死ぬ、キザな刑事だけど、考え方が僕と似ているし、年齢も同じなので愛着があります」と語ったムン・ジョンヒョクは、「また演技に対する僕の考えが反映されるので、一層がんばってしまう役です」と明らかにした。
ダンスグループ<SHINHWA>のメンバーエリックとして歌謡界のスターとなり、ドラマで演技力を認められたムン・ジョンヒョク。映画で初主演を勝ち取った彼が、スクリーンでもスターになれるかどうか、その結果が期待される。
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